クリスマスー自分で自分を抱きしめてあげたい
2018年11月17日
那須はすでにクリマスシーズン
ジョンデンバーが大好きで中学高校時代によく聴いていた。高校の時はジョンデンバーみたいな長髪にしていた。彼が歌うクリスマスソングはいくつかある。ふと聴きたいと思いItunesでダウンロードして那須からの帰り車で聞いていたらこの曲で思い出が蘇ってきた。古風に言うなら、落涙を禁じ得ず、慟哭というワードもまんざら大げさでもない。
8歳の子どもが飲んだくれのお父さんに頼む。今年のクリスマスだけは飲まないで家に帰ってください。ママが泣くのは見たくないから。
Please Daddy, don't get drunk this Christmas
I don't wanna see my Mumma cry
Please Daddy, don't get drunk this Christmas
I don't wanna see my Mumma cry
Just last year when I was only seven
And now I'm almost eight as you can see
You came home at a quarter past eleven
Fell down underneath our Christmas tree
8歳の時、わたしは児童養護施設にいた。クリスマスには父親も母親もいない。ミッション系の施設でわたしはやりたくもないクリスマス劇をやらされた。それも人買いの役で。
わたしはこの曲の8歳の子供の気持ちに共感すると同時に羨ましいくらいであった。だってお父さんはあかんたれかもしれないけど優しいお母さんがきっとそばにいたんだなって思えるから。
わたしはもしもタイムマシンがあるなら、52年の時を遡って自分に会いに行きたい。そして8歳の自分を抱きしめてやりたい。誰からも抱きしめられたことがないわたしを。
それができないから、その代わりにわたしは児童養護施設に行ったようなものである。実際何人もの子どもをそれこそ心から抱きしめた。まるで自分を抱きしめるように。
わたしが今大好きなクリスマスソング
歌詞は言う。クリスマスにはあなたがいてくれればそれが最高!あなたが大好き!
児童養護施設の子どもに言おう。
きっと君のことが大好きな人が現れるからね!
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