あなたも株のプロになれる

2018年10月31日
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株式投資
よく株関係のブログで紹介されている本。読んでいる人もたくさんいるようである。検索すると2度の破産、片足を失うというどん底から投資で成功した男と紹介されている。その人の人生が成功だったかどうかは知らない。リボモアという人の本も一部の人間からはバイブルのように読まれているそうだ。そのリバモアは最後自殺したそうだ。これは成功とは言い難い。林輝太郎という人も有名だが道中何度も破産を経験しているらしい。著名な相場師と言えば是川銀蔵がいるけど最後はろくに金が残らなかったと聞く。

終わりよければすべて良しという言葉があるけど、相場に関してはプロでさえその終わりが全うできない人間が多い。最後成功した人間もいることはいるけど道中無傷という人はまず見かけない。実際その人の人生はわからないが途中でもなんでもひどい目にあっては人生にダメージがないわけがない。辛酸は体に悪いのである。家族もいたら悲しい思いもするかもしれない。子供もいれば子どもの心の傷は一生残る。

株もいいけど人生としてどうだったか? 結局そこが一番のキーなんだけど、株で儲けたいと欲の皮の張った人間はそこは見ない。(という気がする)ちょこちょことつまみ具合のようにひょいと儲けるきっかけでもないかとページをめくる(たぶん)。

いろいろ言うけどわたしは株でも不動産でも一切本は読んだことがない。そういう本は読み物としてはたぶん面白いのかもしれないが、わたしは負のエネルギーもたぶん入っていると想像するのでそこを避けたいのとましてやわたしが参考とするものなどありっこないと思っている。

わたしは株でも為替でも不動産でも、一度として負けたことがない。損きりも塩漬けも経験なし。これは何を意味するかというと無数の勝てそうな勝負を見送ってきたということである。まず勝てるなと思うくらい、良いチャンスだと思うくらいでは出動しない。体の底から沸き起こる確信がない限りこれは経験したことがないとわからないくらいの確信だけど、これで初めて出るか出ないか?というところである。

もしもわたしが積極的に勝負をしかける人間だったら、もっと大きなお金を手に入れたのではないか? という考え方もできるが実はそれはあり得ない。わたしは儲けてから使い道を考える人間ではない。要るだけ稼げばそれで良いのである。であれば儲けるとしてもそれはどこかで終わるのだから途中でダメージを負うリスクをとる必要はない。チャンスなんてしっかりと生かすことができるならそんなたくさん要らないのである。最初にハルトモ という人間がそこにいて、その上でのさまざまな事柄があって投資もその一部でしかない。

株のプロの真似をするということはすなわちひょっとして本にも書かれていないダークサイドも一緒に引き受けることだと、わたしは漠と感じる。いやそこまでの気はありません。プロにもなれるとも思ってません。ただ幾らか腕を磨いてそこそこ儲ければ良いのですと言うなら、悪魔がそんな甘い話を許すかね?そんな軽い気持ちで儲かるかね?
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