相場で勝つということ

2018年10月30日
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株式投資




娘が旅先から送ってくる
まさにSNS絵葉書
わたしもギリシャに行ってみたくなったが
カミさんは一度行ってるんだよね
まあ旅の候補地ではある

今日のゴルフは7ホールの練習コース
1周目が1オーバー
2周目が5オーバー
3周目は時間的に回れるかどうかわからん
というのでさっさと止めて上がった
カミさんのショット調整が練習コースの目的で
そのカミさんはだいぶ復調している
成果ありで気持ちよく終われたから十分
体力的には余っているので
帰ってジョギングをすれば良い
そう言えば久々にゴルフ仲間の知人に邂逅した
その知人は一年ぶりのゴルフだと言う
ずっとやっていなかったらしい
かつてはハンデ3という超上級者であったが
やはり久々だとアドレスが決まっていないなと傍目にわかる
またやりましょうということになったが
すぐに戻るのだろうか?
まあ楽しく回れれば良い
わたしはもうアスリートゴルファーとガリガリとラウンドはしたくない
そんな真剣にやらんでも良い
どうせ大したことはないアマチュアである

おいおいいつになったら相場の話になるんだと
待っている読者もいるんだろうか?
ここからである

NHKでストップ詐欺被害というコーナーがあって
いろんな手口を紹介して注意を呼びかけているんだけど
先日紹介していた手口は傑作だった

82歳の男性に電話が入る
あなたは偽札製造の犯人グループの一味という疑いがかかっている
あなたが預けている銀行預金にも偽札が混ざっている可能性がある
銀行から降ろして偽札かどうか検査する
この申し出に老人はまず600万円
その後何度かにわけて合計2100万円を渡してしまう
検査して返してもらえると思っていたのに
返ってこないので詐欺と気付いたそうだ

さてこの犯人だが悪い奴は当たり前として
よくそんなバカな話を持ちかけるなとあなたは感心されないか?
あなたが仮に詐欺師だったら引っかかる人間がいると思われますか?
なかなかできることではない
たぶんこの犯人は千回どころではない
一万回くらい電話しているんじゃないだろうか
(手分けしたとしても)
それでも一人でも引っかかって2100万円であれば
やった甲斐はあったということになる

これは相場で儲ける構図ととてもよく似ている
だいぶ前に相場の勝ちパターンを猟師に例えたことがある
獣道に身を潜めひたすら待つ
待って待ってそしてチャンスを逃さずドスン
そこにいつか獲物が通るという自分なりの確信があるから
待ち続けることができる
普通はやってられない
それで素人は獲物を後ろから追いかけてしまう
それでぐるぐる回って何をやっているんだかわからなくなる
まさに損する素人投資家のパターンじゃないだろうか?

自分なりの勝ちパターンが来るまでは
じっと動かずに待ちチャンスと思えば果断に動く

特に相場を本業としない人間が勝ち切ろうと思うなら
わたしはこのパターンが良いと考える
相場でそう何度も儲けなくても
経済的自由人には十分なれるのである
少ないチャンスを待ちそこで乾坤一擲の勝負をすれば良い

プロの相場師はいつでもどんな状況でも勝つらしい
なんでそのプロの真似をしようなんて思うのだろう?
プロにならんでもすでに職業があるなら
本業できちんと成果を出して
それで株でも為替でもチャンスに勝負すれば
わたしくらいにはなれる可能性は
プロになろうとするよりはるかに高いとわたしは思う

でもわたしのようになりたいと思う人間はいなくて
プロのようになりたいと思う人間がけっこういる
なんとなく真似しやすいと感じるんじゃないだろうか
でもほとんどの人間にとってはそれは勘違いである
真似してもものになる人間は滅多にいない
相場師本人がそう言っているのだから間違いない

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Comments 4

There are no comments yet.

白猫次郎  

No title

はい、ハルトモさんのおっしゃる通りです。

2018/10/30 (Tue) 17:11

ハルトモ  

No title

猫次郎さんが相場で儲けたお金にも偽札が混ざっているかもしれません。わたしに振り込んでくれたら真贋の検査をして差し上げましょう。

2018/10/30 (Tue) 17:21

白猫次郎  

No title

こんばんわ。証券会社の口座の数値の増減だけの記号ですので検査してもきっと真贋はわかりません。
日常生活で時間とお金の交換比率を上手に実行するのは、相場で儲けることと実は全く同じ意味なんですよね。
そういうことを僕らがブログで書いてもあまり理解されませんよね。

2018/10/30 (Tue) 18:10

ハルトモ  

No title

> 白猫次郎さん
たぶん通じないのを楽しんでおられるのでしょうね。鴨の生態観察は狩人にとっては常に関心ごとですから。

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