選択肢
この話はとても興味深いので勝手にリンクさせていただくことにした。ご挨拶したくてもコメント欄もないし。
わたしがここで書いているように稼げば稼ぐだけ幸せではないということにも繋がると思う。むしろ自分のしたい暮らしを定めてそれを実行する、わりと律儀に。その方が悩みがない。お金は足りないでは行かんがかといってそれ以上要らないのである。そう潔く決めてしまうことで暮らし向きが定まる気がする。自分で選択肢を練って絞り込むこむことで幸福感が高まるという気もする。
わたしは少年の頃自分が夢見たような人生をそのまま送っているという実感がある。ギャンブラーを夢見た。それで車券師や株式投資も成功した。おじいちゃんみたいに世界を飛び回る凄腕ビジネスマンにもなってみたかっった。それも実現した。それから児童養護施設でも働いたが、これはそこで働くこと自体でなくその前に見事成功して金がないと施設に行く意味がない。その上での子どもたちとの交流。文章を書くのが好きでそれを職業にしたいとも思っていたけどそれで金を得なくても良いような気にはなった。そこは少し変わったけど売文より贈文の方が気分がいいや。
幼馴染に言わせるとわたしの基本的な考え方は子供の頃と変わっていないらしい。与えられた道具や環境から将来を考えない。自分がどうなりたいか、それが出発点。そこから考えて足りないものは補うかなくてもいいように工夫するか、そうやってこうなりたいと思うものはなんとしても実現してきた。そしてそれ以上は足りるを知り調子に乗らない。人間は大人になるに従って少年の夢を忘れる。成長するという体裁の良いお題目を添えて。いろんな意味でわたしはずっと少年のままだという気がする。少年ハルトモの満足感は高い。してやったりという気がしているもの。
夕方4時半からフラリとコースまで自転車で行ってみた。5本のクラブだけ持って。5本の中身は5番アイアン、PW、52度、56度、パター。最初練習するつもりだったが、これで回ったらいくつが出るかなと思ってハーフだけラウンドしてみた。長いクラブがないから刻むしかない、かと言って5番の下もないからそこはフェースを開いてカットに打って距離を落としたり。
5番アイアンしかないことでいろいろ考えてそれで工夫する。それが楽しい。100ヤード切るとかっちりまとめる。ということでスコアは43、ゴルフクラブは14本もあるけど、そんなになくてもいいってことみたいだ。多分3番ウッド、5番アイアン、8番アイアン、50度、パターで普段と同じようなスコアはでそうな気がする。今度やってみよう。
選択肢という言葉は面白い。例えば5番アイアン一本しかなければいろいろ打ち方を変える。つまりクラブに選択肢がないなら自分でほかの選択肢を作るということである。実は選択肢は減っていない。むしろ増えている。人は無意味に材料や道具を与えられてしまうと工夫をしなくなり、実は本当の自ら作り出す選択肢を失っているとも言える。いろいろあって面白いですね。人生は。
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