調停は不調に終わったが

2018年08月08日
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年寄りの面倒をみること
以前書いた老人ホームの退去一時費用でのトラブル。裁判所に民事調停申し立てをして、一旦金額では折り合いがついたがいろいろあって不調に終わったのだが、支払い期日には結局折り合った金額で返金してきた。返金しないとわたしが裁判を起こすのはまず間違い無いから、結局それは損だと社内で冷静に検討したらそういう結論になったのであろう。裁判すればまずこっちが勝つし公に公開されると会社としては好ましくない。調停する前は一切交渉に応じないというお客様相談室の態度だったが、調停でいきなり80%減額。結局それで決着がついた形となった。調停に持ち込んで良かったということだ。

こういうトラブルは相談するところがいろいろある。消費者生活センターとかあるいは厚生労働省の管理部署とか。わたしも相談したがこれらは正直まだるっこしい。権限がないのである。こちらが思うような条件を引き出すのは難しいと思う。調停というのは話し合いの場であるけど、それを裁判所で調停委員がとりもち最終的には裁判官が調停内容をまとめる。判決と同じ効力がある。そしてもし調停でまとまらなければ、まず間違い無く裁判になるという前提がある。かなり強力な交渉ツールであると同時にあくまでもまだ喧嘩でない交渉だというシステムである。

ということで一件落着。わたしとしては十分納得のいく結果となった。裁判を一度経験してみようかという気もあったのだが、なければないでそれはいい。裁判所の書記官に電話をして顛末を報告しようと電話したがあいにく今週は不在。来週また電話しよう。仕事とは言えわたしの申立書を丁寧に読んで事務取扱いをしてくれた。裁判官にも調停委員にもよろしくお伝えくださいとお願いしたい。





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Comments 2

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ぽん太  

No title

調停申立書の小細工作戦はいかがでした?
裁判とか調停とか経験が無いので、どんな感じなのか、とても興味があります。

2018/08/17 (Fri) 18:43

ハルトモ  

No title

この記事に書いてある通りですよ。これで決着です。

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