相場とお金とどっちが好き?

2018年08月06日
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株式投資
努力と才能って言っても実はしっくりこないのだけど、苦労したり努力して得たものと、その人が自然と身につけたものと、株式投資で儲ける時にどっちが支配的要因かと言うと、これは後者だろうていうのがわたしの感覚。勝ったと言えるほど勝てるほど向いている人はとても少ない。そして向いていない人はいくらやってもだめ。向いているからと言ってもその中で勝てる人はまた限られるしいつどうなるかもわからない、てとこじゃないかしら。

私はベトナムさんと二回会っていろいろお話ししている。猫次郎さんとも一泊でいろいろお話をした。それからこれは直接面識はないけどあらなみさんて相場師とは10年以上ネットでおつきあいがある。それで相場師でないわたしから彼らはどう見えるかと言うことは、相場師でない人たちのためという意味でも書いて置こうかなと思っていて、それはいろいろあるし、すでに書いていることもあるけど、やはりどうすれば相場で勝てるのか?てのが多くの人のコンサーンだろうからこれは言ってしまうと、上段の話ってこと。

相場師に共通している点ということでわたしが一番強く感じたのは、相場が好きで好きでたまらないということ。その相場ってのはただ売買だけをさすのではなく、相場に関わる行為、それは研究だったり、グラフ書きだったり、あるいは人との交流だったり、相場に関わる全てがやっていて楽しくて飽きることがない。楽しさが言葉にも文章にも溢れている。強羅花壇でも一晩中楽しそうに相場の話をしていた。

もちろん、金を張っているんだし儲けたいのはそれはそれはそうなんだけど、その儲けるのも自分の中で納得する勝ち方でないと嫌。言うならお金よりも相場が好きというところ。だから相場以外の儲け話なんてまったく興味もない。このお金よりも相場が好きになんで彼らがなったんだろう?と言うと 少なくとも好きでもないのに努力して好きになったわけではないはずだ。好きなものは好き。楽しいものは楽しいってとこだろう。

世の中で相場で儲けたいという人が100人いて、その内お金よりも相場が好きって人はどれほどいるだろう? ほとんどの人はお金が好きでお金が欲しいが第一じゃないかしら。儲かるなら実はなんでもいいんじゃないかしら? それも効率よく。それで儲ける方法としてどうも相場が良さそうだってなんとなくそう思っているとか、後は具体的に思いつかない、言うならとっつきやすいのが相場というだけで、そしてその背後にはこのまま行ってもウダツが上がらんとか、あるいは老後が不安だとか、遊ぶ金が欲しいとか、欲しいものが買いたいとか、お金にまつわる欲求がついて回る。現状での不満や閉塞感がむしろ目につく気がする。

自分では色々言われるのかもしれないけど、彼らはそういう金銭的に欲求にひきづられて相場にのめり込んでいるわけではないとわたしは感じる。猫次郎さんなんもう欲しいものはないって自分で言っているのにそれでも相場は止めない。たぶん楽しいから辞めることなど考えられない。だいたい好きなことだけやって生きるって自分で宣言していてそれで相場なんだから大好きに決まっている。あらなみさんてのはほとんど素人相手に株の講釈を12年もやっている。延々と堂々巡りでも本人は多分楽しんでいる。好きなんだと言うのがテキスト全体に溢れている。

いろんなブログを読んでいるけど、この相場大好きが溢れて出ているブログをわたしはほとんど他に見かけない。さて相場がお金より好きな人の真似を、相場よりお金が好きな人が真似をして、うまく行くものだろうか? これは少なくともそういう事例をわたしは見ていない。あらなみさんはブログを12年もやっていて、おかげさまでわたしも見事成功しましたってコメントする人一人くらいいても良さそうなもんだけど見ない。他もしかり。この点についてはのんびり見ていけばよいが多分そう簡単には現れないとは思う。
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