身の程を知る
2013年04月15日
新中学生になった施設の担当の子供に何か記念品ということで
ペリカーノジュニアの万年筆を送った
MADE IN GERMANY
ペリカンという一流メーカーが子供用に出しているものだが
1500円とは思えない素晴らしい書き味で
インクが溢れんばかりにペン先が滑らかに走る
いいものを送ったと思う
書くのが楽しくなるといいな
なにせ電子端末はないのだからペンしかない
雑誌やネットで見ると
この株高で、そろそろ株長者が出現しているようだ
いくら株高だとて
株式投資で一財産を築ける人間になる確率は
ほとんどないのだから
これは凄いことだ。
ところがだ、またネットなんかで見ると
そうやってせっかく株長者になったのに
その大多数が
その後大きな怪我を負い
長者から転落する憂き目にあうらしい
勿体無いことだが
これは正直言って
確率的に合点がいかない
せめて半分くらいは
資産を温存して勝ち切ってもおかしくないと思うのだが
その後殆どが大きく怪我をするということは
みんな、そんなに身の程知らずなのかしらん
己の身の程を知るというのは
これはある程度人間として修練を積んでくると
投資でもここはこれだけ勝っていい、とか
これ以上勝っちゃいけないとか
この場面では儲けちゃいけないとか
そこまでわかるようになりますね。
投資に限らずに社会的な栄達とかも同じで
例えば、わたしはサラリーマンとして
社長なんかになってはいけない人間だった
そんな柄じゃないのである
そこで自分に無理をして社長になろうとすると
いろんなところに皺寄せが出る
下手すると体まで悪くする
自分らしく生きて自分で納得できる
それでいいのであるが
これが、なかなかわからない
ほとんどのサラリーマンは頑張っちゃう
もちろん、それで殆んどの人間はそんな偉くならんから
けっこうくたびれ損てことが多いように思う
身の程を知るというのは
謙虚と意味が違います
自分の間尺がちゃんとわかっているってことですから
行けるところはそれはガンガン行くわけですが
行けないところ、
行ってはいけないところで
ぱたっと足が止まる
これが肝心てこと
そのどこでぱたって足が止まるかは
自分なりの人生観を持ち
それに基づいて
どれだけ自分の人生をコントロールできているか
そこにかかってくる
わたしが株を売った理由は
ほとんどはこれです。
みんなで株が上がって喜びをわかちあう?
へってなもんです。
生涯不良
天邪鬼なんでござんす
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