選択肢を自ら増やす努力

2018年05月17日
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日々の雑感ーリタイアライフ

お墓は寺の外の霊園にある。納骨をするのに2万いくらかかかるそうだ。一度見たことがあるが墓石をズラして納骨してそれで元に戻す。一人が道具を使うかがせいぜい全部で30分もかからない。それでなんで2万数千円もいるのか? コストはどうなってるんだ?こういう話を真面目にやっても相手が交渉に応じることはない。代わりがないからである。最近は手間なしで開けられるお墓もあるらしいが、うちのはそうじゃない。まさか住職まで墓に来ているのにその場でわたしがヒーヒーとやるわけにもいかない。(たぶん頑張ればできるがメチャクチャ見っともない。また元に戻さんとあかんし)。

墓の裏に戒名とか俗名を掘ってもらう。これが4万数千円かかる。戒名を掘った位牌
が数千円で買えるのになんで墓石に掘るとそんなコストがいるのか? 作業日数は半日くらいらしい。 これも交渉の見込みはない。指定の墓石業者しか霊園の敷地に入れない。まさかわたしが自分で手掘りもできっこない。いくらで出そうがいいなりになるしかないのである。唯一の選択肢は何も掘らないことだが、さすがにそれはありえない。

お布施とかのお金を勿体ないと言う人は多いけどわたしはそんなに勿体ないとは思わない。それだけの価値があると実際自分で感じる。住職はずっと前から知っている人でとても丁寧に法要をしてくれている。葬式のお務めには感動した。決まったお経をただあげるのではなく、故人の生涯経歴まで織り込んだオリジナルであった。

葬式はイオンを通せば約半額になるとここで書いた。位牌も安くできた。それはこちらに選択肢があったからである。選択肢がある方が常に強いということである。商売以外でもこのように選択肢を増やすというのを人生の基本に置くと良いかとわたしは思っている。選択肢がない人間はあまり余裕があるとは言えない。ただこの選択肢は自分で増やす努力が必要でもある。

会社で上から嫌われたら終わりだ。会社を辞めたら生活が破綻する。こう思い込んだら選択肢はなくなる。どんな嫌なことでも家族を犠牲にしても会社に尽くして気に入られないといけない。実際は会社なんていくらでもあるのだから、他にいけばいいのだけど、そうなってやり切る自信がない。なぜ自信がないかというと何も準備をしていないからである。いつクビになっても構わないように普段から知恵をめぐらせそして準備をしておけば良い。もっと自分を鍛えてそして信じることである。と思うけどそういう人があまりに少ないのが現実である。わたしのようにやるのは無理だと言う友人知人は多いけど、一度でもトライしたことはあるのか?チャンレンジもなにもしないで無理もなにもないだろうって思う。



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