法テラスに電話した
2018年05月02日
法テラスに電話した。ホーページでは以下の項目のいずれかに該当する方は法テラスの適用になるとある。その中に無職の方とか年金生活者とか書いてある。電話すると、ではいくつか質問をさせていただきますと来た。
現在お仕事はなされていますか?
ご本人の収入は?
ご家族構成は?
ご家族の収入は?
一通り答えた。
不動産収入があるが確定申告で青色申告している所得額を話した。
それでOKかと思ったら最後に
預貯金など金融資産はいかほどお持ちですか?
という質問が来た。
え? それも条件であるんですか?
ハイ、お聞きすることになってます。
・・・・・
仕方ないので答えたがかなり少なめに言った。
〇〇〇〇くらいです。
答えると向こうが笑い出した。
ダメですね。
あら?そうですか?
あくまでも経済的余裕のない方のための制度です。
ひょっとしてと思って電話したんですが、なるほど。参りました。
ということでわたしは法テラスは使えないことが判明した。
ただ聞いていくと連休中に弁護士会の無料相談会があるんだそうでその日程を教えてもらった。家から近いので利用しようと思う。ということで聞いただけのことはあった。
弁護士に相談する手もあるけど、消費者生活センターに相談するという手もある。ということで電話してアドバイスを求めたが、これはなかなか参考になった。
相手とのやりとりは電話ではなく文書を持っておこうなうべし。電話では言った言わないもあったり感情も出やすい。文章でやりとりすればすべて記録が残ると。これは大いに頷ける。会話では頭のよい人間が頭の悪い人間を必ずしも論破するわけではない。だいたい下のレベルに合わせた会話になる。一方文章のやりとりでは頭の出来がモロに出る。第三者に読ませると歴然とした差がでる。
ということで、アドバイスに従って老人ホームに手紙を書いた。本社宛である。参考資料として証拠写真すべて添付して事情を知らない誰が読んでも状況が理解できるようにした。回答も文書でするように求めた。
弁護士の無料相談会にはこの手紙を持っていけば、一読して状況を理解して何かアドバイスをくれるだろう。わたしの関心はどれだけ回収できるかではなくて、どれだけ遊べるかであるけど、さすがに弁護士さんもわたしの気持ちは理解できまい。
それにしても、茂子さんがいた老人ホームの態度には呆れる。身内を失って葬儀とか身辺整理とかあるいは相続とかいろいろ気を回さねばならない。老人ホームの退去など大した話ではない。そこで決まっていることですとか署名をいただいていますとか言われれば、まさか大手の会社が嘘はつかないだろうと思い込みすんなり払ってしまう。
しかしその大手が嘘をつく油断ならぬ業者なのである。業界でも草分け的な存在で知られた大手である。ネットで検索するとワンマン社長で誰も意見をできないようである。トラブルも多い人物。その企業を見てさもありなんと納得する。老人ホームに入居するときは経営者の質を気にすべきだと勉強になった。現場の職員は皆たいてい気がよくて、そのかわり邪悪な上のいいなりになる。経営者の質こそキモである。わたしの場合は深く考えずに選んだがそれほどの被害を被るわけではないのでラッキーだったということだろう。
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