人生はひつまぶしのように
2018年03月16日
これはかみさんが作ったロールキャベツ、というかキャベツと肉の煮込み。美味しい。
マンションの関係でいろんな業者からよく電話が入る。不動産屋、管理会社、修理会社、リフォーム会社、それで何かするわけだが、必ず聞かれるのが、「いつがよろしいですか?」わたしは必ず「いつでもいいです」という答え。そんなやりとりしても業者は必ず、お忙しいとこ失礼しました、と言う。なんで忙しいと決めつけるのだ?明らかに暇そうに見えるないかね?このわたしは。
アメリカに留学する子の壮行会を軽く行った。もう忙しくてあまり時間がとれないのでランチにした。もともとその子はお酒は飲まないからランチでいいのである。将来に向けていろいろ悩んでいることがわかる。まだ何物でもない者が何者かになるということは何者かにならないということを意味する。それが青春の悩み。若者の特権である。歳を食えば何になるかなど悩む余裕もない。どうするかと悩むばかりである。
その意味では今のわたしはまた何者かになるということを漠然と考えている。大した者ではなくても何者かにはなれる。幸いそうしたゆとりに恵まれている。遊び人だって言うなら何者かのひとつでもある。アンパンマンの作者やなせたかし氏、アンパンマンが脚光を浴びて人気アニメになった時にすでに60歳であった。その後20年以上アンパンマン作者として活躍する。元気であれば歳は関係ないとも思える。わたしの場合は若者のような悩みはない。すでに高い幸福感に包まれている。人生は2度3度と美味しく楽しめる。まさにいろんな食べ方が楽しめる、ひつまぶしのように人生を謳歌したいというノリである。
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