ひとまずはメデタイのだけど

2018年02月13日
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児童養護施設のこと
応援してる子どもが大学受験。第一志望から第六志望まであって、1と2なら万々歳なんだけど、なんとその第二に見事合格した。この第二はわたしが受験しろと勧めたところで、まずは大喜び。第二でまったく問題ない。悠々と第一志望の結果待ちという状況だったんだけど、その子が急に第一第二を捨てて第六に行きたいと言い出した。第六だけ学部が違うのであるが、やはりその第六の勉強をしたいという気持ちが強くなったと言うのである。ざっと偏差値で10も違うのに第六に行こうと思っていると。

それでFACETIMEで30分以上話した。わたしはやはり偏差値が高い方に行けと言った。今はそう思ってもこれからまた考えはかわるかもしれない。選択肢を広げるためにも上位の大学に行ったほうが良いと。大学なんかどこでもいいといいながら施設の子供のことになるとやはりレベルの高い大学に行ったほうがいいと勧めたくなるのは不思議なもんである。まあ最後は、どんな決断をしても応援はするつもりなんだけど、でもねえ。なんで今になってそんなこと言い出すのか?だったらまったく違う受験勉強があったはずなのに。まるで自分の子どものようにやきもきするよ。いや自分の子どもでこんな悩まなかったな。

なんにせよ、どうやら大学進学は確定した。わたしが関わった子どもはけっこうレベルの高い大学に合格した。わたしが施設で働いた甲斐はあったんじゃないかと思う。ある子から言われた。他の職員は大学に行くと言うと、どれだけの覚悟があるんだ、目標はなんなんだとやたらハードルをあげてまるで大学に進学しない方が良いような言い方をすると。ところがハルトモさんだけは、大学は楽しいから行っておけ、将来のことは大学で考えればいいと、言った。それで肩の荷が降りて進学に臨めたと。そして続ける。大学に行って本当に楽しいし、いろんな刺激を受けて以前は考えもしないことを考えるようになったと。その子はまさに予想もしなかったアメリカ留学を予定している。

さて留学祝いと大学合格祝いをせねばいかんが、何がいいかな?これから検討であるがパソコンがいいかな? 本人とも話して決めたいと思う。


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Comments 1

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ぼぶ  

No title

素敵な話ですね。ほっこりします。
人との出会いは人生をも変えるんでしょうね。

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