個人的革命にもタイミングというものがある

2018年02月05日
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人生の考え方
興味本位で以前住んでいた自宅マンションの売却相場を調べてもらった。法人契約で貸し出しているが7年間ほぼ途切れなく貸し続けている。その前は15年間自分で住んでいた。仮に退去があっとしてリフォームしないでそのまま売っても、その売却価格と今まで頂いた家賃を合算すると相当なプラスになる。細かな計算は意味がないからやらないけど、管理費修繕積立金固定資産税とかを考慮してもそれほどのマイナスはないんじゃないかと思う。

これはどういうことか言うと、我が家はこの22年間住居費がかかっていないということである。もしも同じレベルの賃貸に入っていれば22年間分の家賃、あるいは買ったにしてもローンを払えばその金利とか考えると、支払総額はマンションの値段以上になる。それだけ払っても賃貸であれば何も残らない。買っていれば一応自分のものだが多分まだ10年以上ローンを払いつづけないといけない。(繰り上げ返済とか自分やればいいがそれにも金が要る。)ローンで家を買えばなんだかんだで購入金額の倍くらいは払う羽目になるのは買った人ならご存知のことだろう。

逆に言うならもしも結婚して家でも買う前に株で儲けたなら、その金で家を買っておけばそのお金は20年後に大したことはせずに倍の価値を生んだことになる。もしも5000万円儲けていたなら一億円の価値があったということになる。もっと儲けて家でも貸していれば更にプラスになる。これが60歳を過ぎて仮にそこから退職金を元手に儲けても儲けたお金は儲けたままである。

この世の中のサラリーマンへの搾取は社会に出た時から始まってはいるけど、その大部分は結婚して家を買って子育てをする時期に集中している。歳を食っていけば搾取は終わる。だからその搾取を若いうちから避けることがより経済的に豊かに生きるかの要諦になるとわたしは考える。

このブログの読者の年齢層は決して若くない。50代60代で60%以上を占める。わたしがよく書いている個人的革命、平たく言えば一発当てて勝ち逃げすることだが、これはできれば40代までにめどをつけておきたい。でないと搾取から逃れるのは難しい。30代40代くらいでよく考えて行動するなら行動することだが、それが50を過ぎて60に近づいていけば、そういう流れには乗れなかったんだと自覚して、それはそれまでの事と受け入れた方がいい時期が来る。別にそれで意味がないとか言うわけではない。立派な人生である。ただ武運には恵まれなかったというだけ。

ただ意識して武運を探したか?ここでわたしが書いていることを意識して生きているかどうかは大きい。でなきゃチャンスもなにもない。それを長い間気にせず生きて散々搾取に耐えて、定年後に退職金で一つ勝負と言うのは、流れが悪いってのはここまでお読み頂いてお分かりになりませんか、ということである。
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Comments 2

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白猫次郎  

No title

お説の通りだと思います、早めに勝ち逃げ、あとはお遊びが楽だと思います。

2018/02/09 (Fri) 22:51

ハルトモ  

No title

プロのように勝ち続けようなんて素人が思うからおかしくなるんですよね。

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