嘘しか言わない男のクイズ

2018年01月18日
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日々の雑感ーリタイアライフ
知られたクイズがある。バリエーションはいろいろあるけど、道が分岐していて片方は天国への道、片方は地獄への道、そこに二人の男がいて一人は本当のことを言う。もう一人は嘘を言う。どっちが嘘つきはわからない。あなたは一回だけ質問できる。さてどういう質問をすればいいのか?

この問題をわたしが最初に聞いたのはたぶん中学生の時くらいだったと思う。それで正解を聞いてなるほどと思った。どんな正解かと言うと、質問を二重にするのである。片方の道を指差して「あなたはこの道が天国への道ですかと聞かれたらハイと答えますか?」

片方が嘘を言い片方が本当を言うなら何を聞いても答えは逆になる。それではどっちが嘘つきかわからない以上、どっちが天国かわからない。だが質問を二重にすることで、本当X本当=本当、嘘X嘘=本当 となり両者の答えは一致するというのが正解だと。もしも指差した方が天国なら、そっちが天国ですかと聞かれれば嘘つきはハイとは言わずイイエと言う。だがハイと答えますか?の問いにはやはり嘘を言うのでイイエの逆のハイと言う。

だが数十年の時を経て突然わたしはこの答えは誤りだと確信するに至った。何故なら嘘は言うから嘘なのである。言葉に出して初めて嘘になる。二重の質問の前段は仮定の話で別に本当に答えるわけではない。ただ頭で考えるだけである。頭で考えることに嘘というのはあり得ない。痛いから痛いわけで痛いのに痛くないとは考えない。言うことはあっても。

それにだ、そんな小理屈振り回さないでも、嘘というのは相手を欺くことだから、結果として本当のことを教えたら嘘をついたことにならない。逆の理解を相手がするように仕向ける、それが嘘。ということで数十年、もちろんこの問題を考え続けてきたわけではないけど、とにかく長年わたしはこの問題といわゆる正解とされるものに騙されてきたわけである。だが自分で気づいたのは大したものかもしれない。誰からも聞いたことがない。多分暇だから気づいた。

嘘の本質は相手を欺くことである。本当のことだけ並べても相手を欺くことは可能である。本当を上手に選んで並べると立派な嘘になる。さらには嘘を付いている方が自分は嘘をついていないと思いこんでいる場合もある。なかなかたちが悪い。

さて、じゃあこのクイズ、どうするべきか? 勝負師としては勝つ確信がないと勝負はできない。だから安易には答えられない。ひとまず待ちだな。回答の期限が設定されていると読んだ記憶はないので、とにかく待つか、、あるいはひとまず引き返すとか。そうすれば新たな展開が起きるかもしれない。違う奴が来て質問するかもしれない。そいつらだっていつまでもいないかもしれない。交代もあるかも。

そうだ!質問する前に足をいきなり踏むという手もある。痛いと言った方が本当だ。嘘つきが足を踏まれたら、、痛いとは言えないってことだが、我慢すんのかな?痛くないと言ったら大笑いだ。いずれにせよ見たらわかるんじゃないか? 

どっちかわかれば質問は簡単だ。いろいろ知恵を絞りチャンスを待つってことだね。


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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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