もしもあなたが児童養護施設の子供だったら

2018年01月10日
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児童養護施設のこと
知能は遺伝から来るのか環境から来るのかという研究はいろいろあるんだけど、どっちも関係あるみたいだ。それでまあ幾らかの知能を持ったとして、それが学業成績とか学歴とかあるいは将来の進路、例えば職業とか収入とかそして暮らしのレベルとかとどういう関係にあるのかと言うと、これは遺伝と環境の関係で言えば環境が100%じゃないだろうか?どんなに知能が高くても刺激も与えず勉強もしなければ成績が上がる筈がない。相当知能が高い子どもで児童養護施設で暮らしていて成績がさっぱりと言う子はとても多い。もちろん良い成績をとる子もいるけど、その子にもっと良い環境を与えればたぶんもっと学業も伸びるはずだ。

小学高学年くらいであった安倍首相を児童養護施設に放り込んでそれで彼が首相になる可能性など意味はないけど、大学にすら入学していたかどうかも怪しいと思う。わたしと彼は歳が近いけど当時は児童養護施設から大学に行く子はほとんどと言っていいくらいいなかった。東大生を100人、時間を戻して10歳の時に児童養護施設に入れたらほとんどは東大に行かないだろうと、今と昔の児童養護施設の実態を知るわたしはそう思う。このブログの読者はわりとインテリが多いと想像しているけど、もし子どの頃施設に入ったら、まあこのブログの読者となった確率は低いだろう。


なぜか? 日本の児童福祉、つまり児童養護施設では優秀な子どもを伸ばすことに興味がないのである。言っては悪いが出来の悪い子と十把一絡げに扱い、施設の中での公平のお題目の元才能を伸ばすようなこともさせない。働いている方も施設でそこまでできるかという気分もある。問題の多い子供でかかりきりである。

さらに職員の多くは決して高学歴ではないから、子どもが大学に行くということに本気でサポートする必要も感じていない。どちらかと言うと大学に行くのは大変だ、覚悟はあるのかとハードルを上げて、子どもが働きますと言えばそれが良いと言う雰囲気がある。無理して大学進学を勧めておかしくなったら責任も取れないという気分もある。

児童養護施設はある意味家庭のようなものだから、家庭の応援がなければ成績はなかなか伸びない。だが優秀だからと言って、その子だけにパソコンや電子辞書などの勉強のツールを与えるような特別扱いはできない。出来の悪い子に揃えるのが施設の基本である。

児童養護施設には問題の多い子どもを特に扱う施設がある。他の子どもと一緒では扱えない子が行く。逆に優秀な子どもだけを扱う施設はない。そんな施設があっても良いのではないかってわたしは思うくらいだ。だがわたしが指摘するような問題は今後行政でも認識されることはないだろう。わたし言うことを本当の意味で理解できる人間は施設も児相にもいない。知り合える範囲での個人活動くらいしか手がないのである。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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