勝負事で生活する

2018年01月03日
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株式投資

割と以前から読んでいるブログがあって、ルーレットの秘密って話がおもしろい。勝手にリンク貼ってもおきます。凄いスピードで回る数字の盤にまた逆にビュンと玉を投げ込んで、どうみてもどの目が出るか偶然にしか素人には思えない。でも実際はどの目を出すかは自由自在。みんな知らずに一喜一憂。たまに気の利いた人間もいるけどそれはちゃんとはじき出される。こういうことっていろんな世界で繰り広げられていますよね。

若い頃のわたしはいわゆるギャンブルと呼ばれるものが大好きでした。高校生の時に麻雀はもちろんトランプとかで金を賭けてやっていた。同級生の中では何をやってもわたしが一番強かったんだけど今にして思えば他の人間が弱かったということです。わたしは研究熱心だったしいろいろ工夫を怠らなかった。いくら同級生の間の遊びと言っても深く考えていない間抜けな人間はやはり負けてましたね。

ギャンブルでは間抜けな人間が勝つ可能性はほとんどない。それに対して必ず賢い人間が勝つわけではない。いろいろ紛れはある。ただ間抜けな人間から垂れ流されるお金を、それほど間抜けでない人間で取り合うというのがギャンブルの本質だってことはそれは高校生の私でもわかった。

麻雀とかポーカーとか狭い世界で金のやり取りをしていると胴元もいないから間抜けな人間より間抜けでなければ勝てる可能性はけっこうあるけど、ただ固定のメンバーでは長くは続かない。負け組には止めるという選択肢がある。会社員の時に麻雀がけっこう盛んだったけど結局似たような腕前の人間しか残らない。

そこで公営とかカジノとかパチンコでもいいけど心置きなく戦えるという場所に行こうということになる。でもそんな場所を無償で提供する人はいないし、だいたいコストもけっこうかかる。胴元が金儲けのためにやっているわけで儲けのほとんどは胴元が取っちゃう。胴元は組織でそれはあの手この手である。

こうなると間抜けな人間から金が流れ出るという構図は変わらないけど、並大抵でないと負ける。負けるというのは間抜けだからつまり間抜けな人間が増えて行く。90%95%は間抜けな人間という構成になっちゃう。それでそのお金はほとんど胴元に行くんだけど、金が流れている以上そのおこぼれを預かるような人間もいる。それが数少ない間抜けでない人たち。少ないことは間違いないけど、その少なさは種目によって異なる。

よくギャンブルと株式投資は違うって言う人はいるんだけど、それはどこを見ているかって話で、だいたい公営ギャンブルとかカジノとかで食っていける人間はそれはほとんど見かけないから知らない人間が言うだけ。本物のプロギャンブラーだったら同じって言うとわたしは思います。

ネットとかで出てくるプロと呼ばれるギャンブラーはあれは真に受けちゃだめです。
ほとんど勝負で食えないからなんかしているだけ。株式投資で商材を売っているとのと同じ。ただおかしいだろうって言えるほどわかっている人間がいないので、適当に風呂敷広げてるってとこでしょう。

ところで今のわたしは勝負事が好きじゃない。というか興味がない。お金をかけてなんかやりたいって全く思わないです。勝負事でお金を稼ごうと思ったらこれはけっこう真剣に取り組まないといけない。結局仕事するより真面目にコツコツとやらなきゃいけない。遊んで暮らすとか言うけど、それはサラリーマンのような労働はしていないとか時間的な自由はあるというだけで、例えばわたしみたいに本当に遊んでたら勝てないと思う。けっこう面倒。

サラリーマンではうだつが上がらないので投資でって言う人間もいるかもしれないけど、うだつの上がる投資家はうだつの上がるサラリーマンより絶対少ないだろうし、難易度も高いと思う。サラリーマンてのはギャンブルで言うなら身内で麻雀をやっているのに近い。うまくいく可能性はけっこうあって、それでダメでも身ぐるみ剥がされることもない。

まずどうやってサラリーマンでうだつを上げるか? それは考えてもいいとわたしは思います。それがうまく行かない程度で表に出てもって思います。なぜなら勝負事の鉄則は弱気を挫くことです。相手が弱ければ弱いほどやりやすい。ほとんどのサラリーマンなんて弱いんだからそこで簡単に勝てるくらいでなきゃ。


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