勇気など出さずとも嫌われる

2017年12月27日
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人生の考え方
列車に乗ったら嫌われる勇気という本の中吊り広告があってけっこう売れているそうである。168万部だそうだ。わたしは読んでいないし読む気にもならないけど、中身はだいたい見当はつく。

私の知人が最近読んで目からウロコであったなどと言っていた。考えさせられたと。長いことサラリーマンをしたきた人間だけど60歳近くになって目からウロコが落ちてもその下濁ってよく見えないんじゃないかしら? 既成概念や分別など大人の常識で心が白内障になっているんじゃないかしら?なんて思う。

だってわたしがたぶん似たようなことを言っていると思うけどまったく耳を貸さない人が、知られた学者の考え方だとかで本になると一変に、目からうろこなどと言う。まあ言うなら権威に弱いのである。それも大人の分別なんだけど。

こういう処世術を読んで多くの人がなんか考えるものはあるんだろうけど、この手の本が過去に延々と出版されてきて、それで世の中さほど変わらないということは、実行に移す人間はほとんどいないんじゃないかなって邪推する。

それでも少しはやってみようかなという人間もいるかもしれないけど、ほとんどうまく行かない。なぜなら中途半端にやってもネガばかりが降りかかるからである。徹底してやってみないと、それもけっこう長い期間、でないとやった成果は得られない。そういうもんだろうと思う。いややっても成果はないかもしれない。成果を求めて行動を変える時点で実は多分本の趣旨から外れている。人生観はひょいひょいと着替えるようなもんじゃない。人生を貫くのが価値観だから。それとだ、勇気はいらない。自然にしていれば嫌われる、わたしのように。

本の広告に人を変えるのではなく自分が変わることって書いてある。まあそうだろうとは思うけど、じゃあなんで本を書いたのか? 書いて読んだ人に変われ、と言うのは実はおかしな話になる。が実はおかしくないと私自身は納得している。本を書いた目的は読んだ人間が変わることではない。変わったらいいなくらいには思うだろうが、それは英会話教師が生徒が英語が上手くなればいいなと思うのと同じで、自分が商売になるのが先決なんである。わたしだって金がもっと欲しければなんか書くかもしれないがあいにくだか幸いだか足りてますってことである。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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