クラブに合わせるかクラブを合わせるか
2017年11月28日
もう10年くらい使っているプロギアのアイアンセット。そろろそろ買い換えたいという気持ちがある。今のダイナミックゴールドのS200という若者用と言うかアスリート用のシャフトが重すぎるのではないかとずっと思っている。ただ実際振れないというほどでもないので迷うところ。振れる範囲で重い方が良いとはよく聞くが、振れるという意味がよくわからない。振るだけなら誰だって振れるだろう。ラウンド後半でミスがでるわけではないので多分振れているんだと思う。いずれにせよ今のわたしのアイアンは5番で430グラムを超えている。かなり重いほうだ。
ゴルフの量販店に行くとたまたまメーカーのフィッティングの人間が来ていて、それで見てもらうことにした。そしたらわたしに会うクラブはDGではないけどKBSツアーというもので、重さ自体は10グラムほど軽くなる。430が420になっても十分重いような気がするが、それと同時に言われたのはライ角をもう少しアップライトにした方が良いというアドバイス。
フィッターが言う。「アイアンで右に出ませんか」わたし「いえ出ません。むしろ左に出ることが多いです」「そうですか、では右に出るクラブで真っ直ぐ打つ練習をしているのでそれで左にでるんでしょう」「変えたらどうなります。」「最初は左に出ますがそれでまっすぐに打つ練習を積めば正しいスイングが身につきます」「うーんそんなもんですか」
その場では買わなかった。いまいち納得のできない部分があるから。それはフィッターが言っていたその人のスイングに合ったクラブに調整します、という言葉。仮に自分が右に出るクラブで左に打っていたとしても、それで10年以上やってきたならそれがわたしのスイングじゃないだろうか?今右に出ないで左に出ることが多いのに、さらに左に出るクラブがわたしにあっているのだろうか?
それでホームコースの工房の職人にアドバイスを求めた。「今右に行かないで左にでるんですよね?」「そうです。」「だったら変えたらもっと左に行きますよ。自分にあった理想のクラブは? と考えるとわからなくなります。 今より右に行かせたいならフラットに、左に行かせたいならアップライトに調整でいいのです。」それで納得した。理想のスイングもしていないのに理想のクラブもあったものではない。今のクラブで練習を積んでそれにあってしまっている以上それでいいのかもしれない。アイアンで特に決まったミスで困っているわけではないのだ。
しばらくは今のクラブを使おうと思う。ただドライバーから含めてもう少し軽いクラブにすればヘッドスピードは上がると思うからもっと楽に飛ばせるのではないかという期待は捨てきれない。そこが考えどこである。
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