別荘
そのレポートをPDFでダウンロードして読んだのだが、非常に興味深かったのは別荘地に住む人の満足度は、元気なうちはかなり高い。だが元気がなくなってくると急に下がるという顕著な傾向があるそうである。ゴルフだスキーサイクリングだ、乗馬だとアクティブに動いてそして買い物もちょっした通院でも自分で車を運転していけているうちはリゾートライフを満喫できるが、運動ができなくなって運転ができなくなってそうなると不便ばかりが目に付く。まず交通の便の悪さ。元々田舎を切り開いて別荘地にしているので公共の交通手段が十分でなく、一日数本のバス便しかないとか、では買い物も病院も遠くて行くのが大変である。別荘の管理も大変である。庭だってほっぽらかしでは荒れるばかりで、実は別荘地の空き家とか未建築地の雑草の問題はけっこう深刻なんだそうだ。虫がでたりもするし景観もそこねる。
ということで元気なうちはよかったけど、最後には出ていってしまう人がけっこういる。子どものところに引き取られたりあるいは老人ホームにはいるとかするのだろうか? ということで中古の住宅はかなりいっぱい売りがでている。一戸建てで500万円くらいから買える。たぶん最初は数千万円も払って買った人たちである。たぶん退職金とかをを使って買ったのだろうが、それが数千万円払わないで500万円で買えるとしたらそれは得かなという気もする。築20年くらいの物件が多い。まだまだ20年は使えそうなものである。
我が家の場合にもしもリゾート地に引っ越すとして、500万円で買ってそれでさいたまの家を貸しに出せば賃料は20万円は下らない。さいたまの主要駅から徒歩圏の一戸建てはバリューがある。そうすると全く別々の不動産ではあるけど、我が家からすると500万円で別荘を買ってもわずか2年で500万円の賃料を得て元が取れるという計算になる。3年目以降は毎月日銭が入る。それで元気なうちは別荘に住んで、どこかで一旦さいたまの家に戻ってもいいし、あるいは老人ホームに入ってもいい。なかなか魅力的なオプションだと感じる。我が家の場合はまだお年寄りの世話があるのでさいたまを離れるつもりはないけど、もしタイミングがあえば有力な検討材料だなと思う。とにかく別荘は元気なうちが花、という結論のようである。
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