負けず嫌い
2017年09月11日
今はブログとかLINEとかFACEBOOKとか、その他いろいろあるが遠く離れた友人知人と情報交換をするのが容易でそれを見るのはとても楽しいとわたしは思うのだが、そうでない人もこの世にたくさんいる。学生時代の友人でLINEで情報交換を始めたらある人間が抜けてしまった。残った人間も気まずくなってそれでLINEは止めようということになった。わたしは友人の近況が聞けたほうがいいのだが仕方ない。いろいろある。
栃木県は日本一のゴルフ天国だと思う。仕事をしていた時にはよく栃木のお客に行くのに自分の車で行ってゴルフ道具が積んであるから、打ち合わせの帰りに練習したり薄暮プレーをした。出張の際にはビジネスホテルに泊まらないでゴルフ場のロッジに泊まったこともあったな。どこに泊まろうが自由である。だがプライベートとなるとわざわざ栃木にゴルフに行くことはなかなかなかった。
理由はさいたまにいくつもホームコースを持っていて休日はメンバー料金が安いからわざわざ遠くに行く気がしなかった。だが平日となると話はかわる。矢板近辺には名コースがたくさんあって、信じられないくらい安い。昼食がついて5000円以下いくつもある。高くても6000円まで。時々その中でもセルフデーとか言って3000円で18ホール回れる料金設定もある。埼玉じゃボロコースでハーフでビジター4000円とか5000円取るのに。
9月にまた栃木でゴルフ合宿をすることにした。名門コースを二つラウンドして、それで温泉のゴルフ場併設のホテルに泊まる。ホテルは楽天のポイントで払う。ボルボで行けばガソリン代は1500円。高速代はなし。プレー料金が2ラウンドでランチがついて8500円。ちょうど1万円である。
矢板と言えば以前栃木の富豪に呼ばれてよくゴルフをした。彼とは飲み会はやっているがゴルフのお誘いはなくなった。最初は向こうの方は上手かったがわたしがハンデ5とか6になってから声がかからない。けっこう負けず嫌いだからやって敵わないと気分が悪いのかもしれない。
負けず嫌いにもいろいろタイプがあると思う。ゴルフではわたしは負けず嫌いだと言われることもあるが、他では負けず嫌いと言われたことはないし自分では負けるのが嫌いという感覚はない。ゴルフでも自分より上の敵わない相手とやるのが好きだ。それで一泡吹かせてやれば面白い、と思うほうだ。負けるとわかっている相手とやるのだから負けず嫌いとは言えない気はする。
これがもう負けることそのものが嫌いだから、敵わない相手とはやらないという負けず嫌いもけっこういる。敵わない相手とは握らないとか。これが本物の負けず嫌いじゃないかしら。勝つためにあらゆる手を尽くす。その上で敵わないなら避ける。まあ宮本武蔵タイプと言うか。
わたしはゴルフをしていてミスショットして情けない気分になるとか悔しいとかはあるが、勝った負けたで悔しいとか実は嬉しいもさほどない。それなりに気分の上下はあるが、ゴルフそのもののナイスショットやミスショットで気分が上下する方が、勝った負けたで上下するのと一桁違うくらい。
株式投資では負けず嫌いという人はあまりいないという結論になる。だって9割以上の人間は負ける。それをわかっていて多くの人間が手をだす。その通り大抵負ける。わたしは株式投資については負けは避ける。滅多ことでは勝負しない。ゴルフみたいに負けるとわかっていてチャレンジなんてとんでもない。ちょっと試してみるかさえない。
要は人間というのは多かれ少なかれ、みんな負けず嫌いで、勝って喜ぶかどうは別として負けて嬉しいということはないのであるから、その負けず嫌いをどこで発揮するかということであろう。こだわりと言ってもいいわけでなんでもかんでもこだわれない以上どこにパワーを割くのかということ。
SNSで羽振りのよい人間を見て不愉快になるのはこれは負けず嫌いのひとつだとしたら、そこで自分の負けず嫌いを使っては勿体無いという気がする。
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