相場のメンタル

2017年09月02日
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株式投資
相場てのはこれは勝負事だから流れというのがあると思いますね。スポーツに似ている面もあって、ここという時にすっと動けないと勝機を逸する。緊張で体が動かないのと同じく出る時に出れないで、おかしなところで動いてしまう。これじゃ勝てない。緊張てのはどこから来るかというと自信の無さから来る。当たり前だと自分で思っていれば緊張しない。相場では自信と確信を持つってのはとっても大切なことで、ないとまず成功はないとわたしは思っている。ゆったりとした身のこなしで余裕を感じさせる。なににせよ達人の共通点。

ところが相場で自信は大切だなんて話はわたしは目にしたことがなくて、ほとんど慢心を戒めて謙虚になれとかいう話ばかり。まあ慢心と自信は違うけど、人から見たら区別はつかないかもしれない。結果で判断するしかないから。わたしは慢心しているってずいぶん言われた。ただ自信に溢れていて、その自信に相応する結果を、ビジネスでも相場でも得たから結論は慢心なんかしてなかったということになる。

勘違いしてはいけない。自信か慢心かは結果でしか判断できないと言っても、やっている当人にとっては必ず自信が先。結果が出てそれで自信を持つというのは良いサイクルに入るという意味で否定はしないけど、前後関係は意識しておくべき。結果に踊らされては主客転倒。

逆の話もある。相場をやって反省ばかりして、どんどん自信を失っていくと、まず大きな成功を得ることにはならないだろうなって思う。反省というのは大切なことだと思うけど、やり方を間違えると自虐とか後悔の気持ちが混ざってくるからまさに自信を失っていく方向になる。それでは勝ち切るのは難しいだろう。

まあそんな痛い目に合わずに細々続けたいというのならそれでもいいのだろうけど、だったらやらなきゃいいのにってわたしは思ってしまう。ちまちまやって生き残る意味はないと思うから。

どうやったら自信を持てる? こういう質問が来そうだが、自信というのは実は持つもんじゃない。来るものなの。どうやって来るかはその人次第。スポーツだとそのためにたくさん練習をするよね。当たり前のことにするために。わたしは相場の練習はしないけど相場の場合一番わかりやすいのは自信があるときだけしかやらなきゃいい。なければずっとやらない。それでも一生の間にちゃんと準備して待っていればチャンスがたまに来るというのが先日書いた話だ。








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