株で儲けた損したとか
2017年08月05日
わたしの株の話で臨場感があるのは昔の記事で、それは過去記事にあるから読んでみたらよろしいけど(バックナンバーはPDFでヤフーでお気入り登録をすると見れるようになっている)2005年から書き出してリーマンショックとかもあった。あの頃はハルトモはどうなるんだろうな?って思いながら読んでいた人も多かったと思う。投資のブログ読者の80%は人が負けるのを見たい、という統計だかアンケートがあるとどこかで読んだ。
人の不幸は蜜の味という言葉もある。逆にうまく行っている人間を妬んだりする人も多いだろう。ネットだと、嘘だろうって思う人もけっこう多い。調子のいいこと言っているけど実は大損したらしいとか。儲けた話はなかなか受け付けないが、逆だとすっと受け入れて信じてしまう人間は、人の不幸を願う人間性よりも、少し自分のものの見方を考えたほうが良い。自分が好ましいと感じるものを自然と信じる人間は株ではたいてい負ける。
わたしのブログを嘘だろうと思いながら読んでいる読者はもういないと思う。それからハルトモに損して痛い目にあって欲しいと願っている人間もあまりいないと思う。さすがに読めば読むほどそれが叶わないとわかるだろうから。
結局わたしがやったのは最初のボッシュで大勝負して勝ちをおさめてその後いくつかの銘柄でも順調に利益をあげて、そして上手いのとラッキーでノーポジでリーマンショックを迎えた。(ラッキーがなくてもすでに大幅にポジションを下げていたのであるが、残った株がTOBになってしまった。)
それでリーマンショック後から持っているキャッシュでトヨタ株を買ったり、家をいくつか買ったり、それから外貨債権も買った。どれもこれも爆安だった。トヨタは2年くらい前に利益確定したが結果的にはどうも正解だった。外貨と不動産はまだ持っているが順調に利回りがついて、どうにも負けようがない。というかもともと全部株の儲けだ。
調子に乗っているような自慢記事を書く割りにはやっていることは手堅くてもうこれ以上儲ける気もない。傲慢そうに聞こえるけど傲慢なのは態度だけ。浮かれているように見えるけどそれも態度だけ。人は傲慢だと言うけど自分ではフェアだと思っている。人は浮かれていると言うけど、嬉しいから喜んでいるだけ。実はわたしくらい謙虚で臆病で手堅い人間はいない。ただ対象は自分自身に対してということ。
だから勝負師を気取ってサラリーマン的人生を馬鹿にするけど自分ははみ出しながらもちゃんとけっこう出世もして企業年金から公的年金から、もらえるものはしっかりもらう。これくらい余裕がないと人に優しくできないとわかっている。
世の多くの人は他人に対して態度はへりくだるけど実はそれは表向きだけ。だって身の程知らずのことを平気でやる。できもしないことやろうとする。逆に言うなら本物の努力をしない。とことん考えない、あるいは考えた通りに行動しない。そういう人間が謙虚だと口では言ったところでさてどうだろう? 投資の世界では結果が見事に証明してくれる。育ちも学歴も忖度されない。自分自身に対しての謙虚が本物の謙虚だとわたしはそう思っている。さて目一杯傲慢かな?
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