退職金

2017年07月29日
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マネーと生活




鰹のガーリックステーキ。こういう料理が自宅でいただける。幸せだね。

わたしは勤続23年だったので会社ではそれほどの額の退職金ではなかったが、それでも中小企業とか公務員に比べれば恵まれた額であった。公務員の友人に聞いたがずいぶんと長いこと働いて退職金は2000万円にも届かない。校長先生になったさと君が言うには民主党政権になって退職金が800万円減ったが自民党に政権が戻っても退職金は戻らなかったそうである。自民党はうまいこと汚れ役を民主党に押し付けた形というみたいだ。

わたしの退職金は選択制で、年金でもらうか一括で貰うか、あるいはその組み合わせで貰うか選べるようになっていた。年金を選択できるのは25%、50%、75%、100%。年金分は自分の退職金を8.7だかで割る。原資が2000万円なら8.7で割って年間230万円。これが退職時から終生つまり生きている限り給付される。わたしは54歳で退職したからすでに5年貰っているが、わたしの選択は100%年金であった。簡単に言えば9年で元を取ってあとは生きている限り儲けになる。

こんなうまい年金はないというくらいの年金であるが、では全員が100%年金を選択するかというとそうでもないのである。キャッシュが欲しいという人間もけっこういる。それは住宅ローンの完済であったり、あるいは子供の教育費であったり、精算して無借金になって清々したいということである。その気分はわかる。借金というのはなんだかんだで気分が悪い。不動産投資をする人間で借金があまり気にならない人間もいるようだがちと鈍いのである。なにかあった時に借金は重くのしかかるものだ。だが一時金で貰宇野ははっきり損。結局金がないばかりに不利な条件を選択することになる。お金に不自由していなければ年金でもらう方が得に決まっている。ここでも金のある人間が有利になるというお金の鉄則が適用される。

退職金をもらっても、老後安泰の人間はそんなにいない。そうするとそのなけなしのお金を少しでも増やしたいと思う。それは人情だ。そして投資を始めることになる。多くの金融機関が待ち受けて退職金にたかる。まるでその人のことを本気で心配するような顔をして、そして大金融機関の信頼感を全面的に出して、そんなコマーシャルが溢れている。運良く退職金を増やすことに成功する人間は少数である。それは実績でも統計でもはっきりしている。だが組織ではあんなに賢かった労働人が、どういうわけかさしたる根拠もなく自分は儲かると期待する。甘いのであるがもちなれない大金でよくわからないのであろう。金融機関はよくわからない人間が大好きだ。親切な振りをして退職者に近く。

これは巧妙な仕掛けで、わたしが知っている大証券会社は、若手の社員にお客様のために親身になり一緒に考えろと教育するそうだ。だがベテランになっていけばそれがさすがにまやかしであると気付かざるを得ないが、そうなるまでその若手は不本意ながらたくさんの顧客を結果として騙すことになる。若者には言いたい。証券会社には行かないほうがいいと。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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