既得権益者VSお友達

2017年07月12日
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政治経済
旧友のとしくんのお兄さんは獣医である。地元で開業してもう数十年。そんでとしくんに聞いてみたが、としくんはお兄さんと話していて日本の獣医は足りているんだそうだ。まずペットの代表格犬猫でさえ減っている。大きいのは日本の畜産業界がずっとシュリンク傾向にあるということ。日本は人間も減っているが動物も減っている国ということだ。

それでも15年も新設の獣医学部が認められていないというのは、これは既得権益を守るためではないか?という邪推も簡単にできて、別に作りたければ作らせてやればいいじゃないかとわたしも最初そう思った。

だが某学園に国有地30数億円分がただで提供されて、かつ学校の建設費も数十億円単位で国が補助することになっていると聞いて、なるほどと了解した。要はそういう話なのである。さすがにお友達思いである。当然だが国が出す100億円以上はこれは国民の税金(あるいは借金)である。莫大な金を使って足りている獣医をさらに増やして国民がどれだけ嬉しくなりますかね?結局日本社会においての権益者同士の勢力争いなのである。

それにしても某首相は某学園の選定にまったく影響力も行使していないと何度も力説している。たまたまお友達が選ばれただけだと。昔ある大きな会社のオーナー社長が言っていたセリフを思い出す。時期社長を選定するにあたり、自分は公正な競争を候補者にさせて、そしてその結果実力実績とも抜群であったからそれで結果息子を選んだと言うのである。実力NO1がたまたま息子であったと。役員会議にもはかって皆の意見を集約して公正に選定した結果だと。まあどうにでも言えるが、外部の人間なら聞いて笑ってしまう話である。

徳川家康は人生の機微について名言を幾つも残しているが、その中でわたしが気に入ってるセリフのひとつに「真のような嘘を語れども、嘘のような真は語るな。」というのがある。文言は正確でないかもしれないが趣旨は明確だ。要は人が聞いて信用ならぬと思うようなことはたとえ本当でも(あるいは嘘でも)それは言うなということである。もっと言うなら、自分の言葉が相手にどう伝わるか、聞く人間の気持ちをよく考えよということでもある。

その某会社の社長もまた某首相も、権力を握っていればそばにいる人間はそれは合わせるに決まっている。それで皆が賛成だと胸を張ったところで、さて言葉なき大衆はそれを心の中でどう思うか?権力者がどう思われようが構わぬような発言をするというのはそれだけ人を舐めているということである。家康は苦労人であったから自分を戒めることができたのか、 秀吉の虐殺や朝鮮出兵など他の成功者が晩節を汚すことが多い中、その面では大過なく後世に権力を引き継いだ。彼に学ぶ権力者はなかなかいないようである。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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