友人と知人と

2017年06月29日
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人生の考え方
リタイア後は仕事のつきあいはなくなるし友達がいないと寂しいとかよく言われるが、友達と言うより遊び相手がいればいいんじゃないのかしら? て思っている。それを友達を呼びたい人は友達と言えば良いけど、気心の知れた長いつきあいの友達と同じに扱うのはわたしはしっくりこないので言葉として使い分けたい。

いわゆる友人とはそんなしょっちゅう会うわけじゃない。遠方に散っているし一年に一度とか二度会うのがいいとことで、リタイア後の実生活を考えると、毎日楽しくやるためには近くの遊び相手が大切だと思うが、これは作るのはそんな難儀なことでもないと思う。

趣味をいくつも持てばいい。ゴルフなんてメンバーになって平日にコースに行けば常連と自然と顔なじみになる。一緒に回るといろんな話しをする。乗馬クラブに行けばそこでいろんな人と知り合いになる。別に友達というほどの深い関係でなくて知り合いで十分である。たまにはそこの飲み会もあるから出て行って世間話をすればいい。ゴルフ仲間とゴルフだけでなくスキーでも行こうかという話しになれば、それは行くと言って来るなとも言われないから気軽に参加すれば良い。

毎週呼吸法の道場に通っている。もう17年ほど。行けばみな顔なじみだし同じことをしているから話しはいろいろする。そこで知り合って一緒に食事とかしなくても行ったときに合って話すだけでもそれはそれで貴重な交流だなって感じている。毎週会うわけだから。

60歳を超えると地元でいろんな趣味のサークルがあるから積極的に出ていってそこで遊べばそこにいる他の人とも話すことになる。よほどの変人でない限り来るなとはまず言われない。みんな普通に話す。趣味のサークルはそれなりに催しもあるだろうから、まあそれも気軽に出て行けば良い。

友達って構えるからわたしはいませんとかいるとかって話しになるけど、いろんな遊びに出ていけば自然と人と関わりあうことになるわけだからそれでいいんじゃないかと思っている。その中で多少気の合う人間が出てくればそれも良しじゃないかしら。

ネットから始まるつきあいというのも今後増えると思う。特に趣味に関する話題での繋がりならそれは一度ご一緒になんてなっても不思議はなくてそう言えば以前講談をやっていたときに自分が高座に上がるときにわざわざお越しいただいた方もいるし、ゴルフのブログでも誘われて出ていったこともある。まあそれこそ滅多に合わないけど昔の旅行関係でネットで知り合った方々とは今でも知り合いで、一度知り合いになっていれば、SNSとかでのやりとりだって、それなりにおもしろいものである。

ということで遊ぶ気があって、遊べるくらいの小銭と体力があれば友達(遊び相手)はそんな心配することないような気がしている。本当に一人でやるような趣味もある。例えば映画を見るとか本を読むとか、これはそれはどんな趣味を持とうが家まで押し掛けていくわけでも家までくるわけでもないので、誰だって家にいる時間は長い。その家にいるときにすればいいことで、まあ引きこもってどこにも行かないという人はそれはそれでいいのかなって思うけど、わたしの場合は出かける。

家にいるときに家族がいれば淋しいってこともないが、かみさんが遊び相手かどうかってのはけっこう重要だと思う。趣味がかみさんと重なっていればこれは一緒に遊んでいればいいのである。我が家の場合は夫婦で、ゴルフ、サイクリング、乗馬、スキー、ハイキング、温泉めぐりとできるので一番の遊び相手である。


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