我慢の弓

2017年06月26日
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サラリーマンライフ


年齢的には人生も薄暮プレーの世代になってきたのかもしれないが、いやいや日は長い。ってわたしは思っている。

つくづく嫌になったんだそうである。良識派というか、物腰も柔らかく発言も常識的で人と接する気配りができて決して敵を作ることもない友人。数十年と勤め上げてきて59歳、余裕綽々で定年まで、とは思えないようである。

こどもが独立するまではとか、家のローンを返すまではとか、長年頑張ってきて、それでその通りに実現してさぞかし気持ちが楽になるのかと思ったら、むしろ言いようもない虚無感が押し寄せてくる。張り詰めた我慢の弓が切れたのか?

60歳を超えても再雇用があるから世間的には恵まれいるんだろうけど、本人はもうその世界にいたくないようである。今は仕事を辞めて本気でタクシーの運転手になろうかと考えている。

わたしの勘では彼は定年まではいるとは思う。思い切ったことをするほどのモチベーションはなさそうだ。だがそれで定年後どうするか、、それよりも問題なのはそれだけの長期間それこそ仕事に我が身を捧げてきて、そうとしか思えないって、それは一体なんなんだ?

その友人はわたしの人生感には眉をひそめる。わたしの仕事の話を聞いて、真似したいどころではなく間違っていると、それは今でも思っている。社会で生きて行くこと、仕事をするということはそういうことである、という確信は揺るがない。

酒食の席でおもむろにポーチからいくつかの薬を取り出した。ハルトモはなんか薬のんでないの? 俺は手放せないんだよな、、、

大きな企業を勤めあげたある先輩が、引退して仕事のことは思い出したくないと言っていたのを思い出す。その友人も近いうちに退職するんだろうが、自分の数十年をどう懐かしむのであろうか?

わたしは三つの仕事をしてきた。どれも楽しく懐かしい思い出である。虚無感どころか今でも充足感に満ちている。それで人を不愉快にしてきたと言われれば返す言葉もないけれど、逆にわたしの方が損得抜きでそれこそ人のためになることもしたりしているのも不思議な感じである。

我慢がだんだん効かなくなった友人たちは自分では意識していないのだろうけど、一緒にいても言うことが変わったなってわたしは感じる。みんな幼地味となれば言いたいことを言う。以前はきままなのはハルトモ一人であったけどみんながそうだと会話は噛み合わなくなってくる。

歯の噛み合わせというのは大切なんですよ。歯医者の言葉がふと脳裏をよぎる。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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Comments 6

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geg**007  

No title

綺麗な夕焼けですね。わすかな時間に空は形と色が変化して闇に包まれる。
まさに見逃せない時ですね。

2017/06/26 (Mon) 18:17

ハルトモ  

No title

所謂黄昏時ですね。ところでこの状態を朝日にしたら何に近いでしょうか?
1、暁
2、東雲
3、曙

2017/06/28 (Wed) 17:17

geg**007  

No title

ハルトモさん、夜明け前に起きていることがなく、身を持ってイメージできません。グータラなので、、、お教えてください。

2017/06/29 (Thu) 21:47

ハルトモ  

No title

1から3の順に明るくなっていきますね。写真は2に近いかと思ってます。

2017/06/29 (Thu) 22:03

ベトナム  

No title

この写真だけを見て 大勢の人に早朝か夕方かと聞いたら
どんな比率になりますかね
専門家なら雲の感じなんかで朝か夕か見分けがつくのかな
朝と答えるか夕と答えるかで その人の精神状態がわかるとか
なんかふと思いました ちなみに僕は朝と答えますが

2017/06/30 (Fri) 10:20

ハルトモ  

No title

ゴルフやってますとこの時期日没は6時半くらい。それから30分くらいは空全体が明るいんですね。暗くなるのは7時。これはその間の写真です。

たぶん朝日だと日の出のだいぶ前に空全体が明るくなるってことはないんじゃないかしら? 暗かった空が日の出とともに急速に明るくなるってイメージがあります。

2017/06/30 (Fri) 11:27

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