生死を分けるもの

2017年05月30日
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旅を楽しむコツ
気仙沼から陸前高田、大船渡、釜石、宮古、(田老、浄土ヶ浜)と三陸海岸を車で北上してみた。それぞれの地域の復興の形が興味深い。多くの町は背が高い防潮堤を築き、景観はまったく度外視、地域によっては町ごと山に引っ越してしまったところもある。こういう町は漁業中心で観光も未整備であるので見栄えはあまり気にしていない。結果ますます観光客は来づらい町となっている。この点に関しては地域ごといろんな議論があり異論も多いが、やはり国の金でただで防潮堤を作ってもらえるならとそれでお願いをしているという面が強いかと思う。その点我が実家気仙沼は立派である。防潮堤などなるべく建てずに景観を重視している。町の再興を重視している。ただたったこの今津波が来ればまたやられるだろう。リスクとリターンという計算の話でもある。そうなると精緻なマネジメントが求められる。どっちかだけが正解ではない。工夫したものが勝者。似たようなことをしながら少しでもリスクを減らし少しでもリターンを高める。それが成功失敗の分岐点。勝負というのは得てしてディテールに宿るものなのだという勝負師の鉄則がここでも当てはまる。それぞれの街が知恵を出し頑張って欲しいものである。






復興の象徴的モニュメントである、奇跡の一本松と田老ホテルを見学した。田老ホテルは6階建てだが4階まで津波に浸かり今は保存されているいるが地元の観光協会が一時間のツアーを組んでホテル内と防潮堤を案内してくれる。津波の現場が詳細に語られる。ほんのわずかな差が生死をわける。大丈夫と思ってももう一枚手厚く。安心せず油断せず我が身を確保する。これも考えてみれば勝負の要諦である。










北上して最後浄土ヶ浜に。とても美しい景勝地である。松尾芭蕉はこの地を訪れていないようである。松島で感動した彼がこの浄土ヶ浜に来たならどんな句を詠んだか? 松島も素晴らしいが浄土ヶ浜は三段その上を行くとわたしはかんじた。それくらいの絶景であった。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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