気仙沼へ
2017年05月29日
さいたまから450キロ、東北自動車道で5時間ほどで気仙沼に着く。ボルボで自動運転なのでトイレ休憩だけで一気に走った。実母が被災地恒久住宅に引っ越したのでいろいろ必要なものを買い揃えるのが今回の旅行の主目的。被災者仮設住宅からだいたいのものは持ってきて揃っている。カーテンがないというので適当にホームセンターで見繕って購入。3万円ほど。カーテンの値段というのはよくわからない。わたしの自宅はカーテンだけで数十万円は払っていると思うが、確かに見栄えは違う。だが機能は変わらんな。それから家の小物とさらに米だなんだと食料品も買いだめ。あと大変だったのは車の任意保険。気仙沼で車を運転すると言う。その任意保険の手続きをわたしがする羽目になってさらには保険料まで払う羽目になった。
実母は久々にわたしに会ったので興奮気味である。わたしに会えてとてもうれしいみたいである。まあお世話になったとは言い難い実母ではあるが、こうやってわたしに会って喜ぶ人間がいるというのは満更でもない。わたしは年寄りにすごく人気があってしげちゃんもまだいるし、死んだしみちゃんもわたしのことが大好きだった。たぶんきっとわたしはよいことをしているんだろうって思う。そう考えると、相手が自分に何をしたか(何をしなかったか)というのはあまり重要でないね。自分が気持ちよくできることで相手が喜ぶのであればそれできっと間違いないって気がする。
気仙沼は公的資金で作った被災者向け住宅ばかりが目立つ。新築のマンションがにょきにょき建って、その回りは更地で店はあまりない。暮らしやすい街とは言い難いがまずは箱物最優先ということであろう。まだまだ復興へはLONG WAY TO GOである。夕食は地元の定食屋で魚を頂いたがこれが安くて美味。あいにく写真を撮る間も無く胃袋に収まってしまった。あしからず。
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