イライラ、ムカつくより

2017年05月17日
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人生の考え方
わたしのブログを読んで、ムカムカするとか怒りを感じる人は多分いるだろうと、それは12年もやっていればわかる。実生活でもここまでの言い方はしないけど、でもわたしの言い草にイラツク人は結構いる。別に私からなにかされたわけでもないのにね。自分で言うのもなんだが、実生活のわたしはけっこう義理堅くて約束は守るし他人に実害を与えるような行動をとることはほぼない。

一方わたしは、怒るということはたまにはあるけど、それは怒るという行動であって怒りを持っているという感情の状態とは別物である。怒りは感じなくても怒るときはある。例えば業者が約束を違えたとか、説明が一貫してないとか、娘がよろしくないことをした時とか、そういう時はわたしも一応怒る。相手に行動の修正を迫る方法論としてあるいは問題解決の手法として、怒るという行動が有用なケースも多いのである。私の場合怒りを感じているかと言うとそれはあまりないし、仮にあったにしてもその時だけだし、それでどうということもない。イライラしてもどうにもならないし、世の中は楽しいことの方がずっと多いから怒りは維持できない。

ところが迷惑を被るとか自分が何かされた訳でもないのに、他人に対して体の中からふつふつと怒りを感じるとかムカムカするという人間も結構世の中の多くて、わたしも時々は見るのだけど、これはそういう怒りの感情を内部に抱えるその人間の方に問題があるケースがほとんどであるとわたしは思っている。多分なにか順調でないのである。

あの野郎調子に乗りやがってよとか、なんだあの言い草は、ふざけたあの態度は、、それが気にくわないなら修正を迫るために怒ってみるというのはあり得るが、ムカムカするという状態そのものは、それはまず体に悪いしネガティブなエネルギーが自分に向かって来るからろくなことはない。

人間はだれだって良い点悪い点がある。他人を自分から見て好ましい面もあれば意に沿わない面もあるのは当たり前のことだ。それから人間だから調子に乗ることもあるし言い過ぎだって失言だってやらかすこともある。公の場でそれが為されれば当然責任を取らされることになるが、かと言ってそれに対して怒りを感じなくても別に良い。馬鹿な奴だと笑っておけばいいとわたしは思う。

本当に好ましくないと思うなら付き合わなければいいのだけど、私の場合、そう思う人間は過去を振り返っても数えるほどしかいなくて、良い点に目を向ければたいていの人とは楽しく付き合えるものである。もし私にイライラするという人はそれは付き合わない方が良いとは思うけど、そういう人はどこかで誰かに同じようにイラツクんじゃないかしら。例えばテレビを見てでもね。

ということで、怒りは感情でなくて行動で、というのが今日のキーポイントですな。
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