投資の成功とは
2017年05月02日
知らなかったが娘は彼氏とポールマッカトニーのコンサートに行ってきたんだそうだ。わたしと一緒にエルトンジョンのコンサートも行ったしわりと娘はわたしと趣味があう。逆に最近のミュージシャンでも娘から教わっていいなと思うものも多い。その時代に生きているというライブ感が大切で懐メロも悪くはないがそればかり懐かしんでいるのは時代感覚が乖離していると、わたしはそう感じる。わたしは58歳、それが30年後に今の音楽を懐かしいなと思い出す、全然おかしくない。18歳の時の音楽を50歳で懐かしむのと別に変わりはないというか、それだけ時代の引き出しが多い、いわゆる思い出満載の人生ということだと思う。人生は時代によって良い時代悪い時代などない、世代を超えてすべて時間は等価だと思う。もし等価でないと感じるなら、それはどこかで何か間違えてんですよ。同じ時間だもの、ハッピーに生きていれば年齢で時間の価値が変わるわけはない。
投資でいくら儲けたら成功と言えるのか? これはよく考える必要があるんだけど、よく投資で何年間で勝率何割とか、平均のリターンがどれほどとかあるいは月にいくら稼いだとか、商材のキャッチコピーみたいな表現で投資の結果を考えてはあかんね。投資でどれだけ儲けたら成功と言えるかどうかはその人の人生全体の中で判断すべきこと。投資というのは詰まるところ金が欲しいわけですよ。その金は自分の人生で使うか貯めるかなにかにする。ということはその人生全体をどうアシストするかという位置付けでやるわけだから、例えば専業で食っていけるから成功だなんて到底言えない。そもそも食べるだけなら相場なんてやる必要ないわね。
ということででもそのひとがどういう人生を歩みたいか?どんな暮らしをしたいのか? それを達成できているかどうかってことと、その達成した結果が、なるほどな、と人を頷かせるもんであれば、ひとりよがりでもなければやせ我慢でもなさそうだということで、まあうまくいったなと言えるわけだ。当たり前だが稼いだ金額の順番で成功というもんでもない。ようはどう生きたいか? それに過不足なく稼げればいいってこと。それは別に株だけで得なくてもなんでもいいよね。
結果として毎年100万円でも大成功って人もいるだろうし、毎年1000万円でも、なんだかなーって人生って人もいることになる。相場師列伝なんか読んでみるとごめんこうむりたいって人生の人がわたしは多いね。みんな華々しいところとか成功したとこだけ見て、いいなあと思うのかもしれないけど、わたしはネガを見る。けっこうみんなひどい経験をしている。つまり儲けようとすればそういう危険があるっていい手本じゃなくて見本ってこと。人生の成功があってこその投資の成功だって、それは強く思う。いくばくか儲けたところで人生がハッピーでなきゃ、それはなんかどこかで間違えている。そのハッピーてのも自分でハッピーだと思うのがあって、上にも書いたけど、他人の視線てのも大切。別に他人の視線じゃなくてもいいのだけど、客観的にって意味なんだけどね。
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