自宅は資産?

2017年05月01日
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買い物好きのわたしだが、普通は買う前にどっちにしようかと悩む人が多いだろう。で買った以上は納得する。これは確かにまっとうな姿勢だけど、やはり使ってみないとわからないことというのも多い。前の記事で紹介したICLEVERのキーボードなんて期待しないで買ったんだけどそれも最初は使わなかったんだけど、今はメインのキーボードになっている。そんなもんである。やはり使ってみてどうかである。ということで、まずは良さげであれば買ってみてそれでその後悩むというのも悪くないけど、悔しいのは買ってすぐに失敗したとわかるものも多いということ。深く考えずに買うことも多いからそういう羽目になる。

わたしは全般的には思慮深い方に属すると思うけど、その思慮深さが偏っていてあるところは猛烈に思考が回るが、あるところはあまり考えずにむしろどうなるか試してみたくなる。これもけっこう面白いのである。そういう二極を共存させることでバランスが取れているのかもしれない。もちろんバランスというのは私の内部の話しで、外から見てわたしがバランスが取れているとは別の話。
でもあまり深く考えないでひどい目にあったという記憶はあまりない。その分楽しめたという分が大きい。買い物というのは失敗も含めて楽しみだろう。

自分の家は資産か? と言う議論はよく聞く。それはないよりはあったほうが資産ぽくはある。家賃を払うということはずっと借金を続けているのと同じである。もっとも資産と呼ぶためにはまず借金がない状態でないといけない。ローンを払っているうちは本当に自分のものとは言えない。試しにローンの支払いを止めればたちどころに取り上げられ追い出されるのだから。では借金を払い終えたら資産か? これはその人の状態による。つまりいつでも好きに処分しても生活に不足がないとしたら、あるいは家を空けて貸すことが可能で、実際借り手がつく自宅であればこれは資産と呼んでもいい。つまり選択肢があるということが資産の条件。

ほとんどの人にとって自宅を売って賃貸に住むというシナリオは選択肢にならないだろう。売っても貸しても自分の住居コストがついてまわる。仮に新しい家を買うにしても自宅を売らないと買えない人がほとんどだ。選択肢は常に限られればそれではやはり資産とは言い難いが、まあ借金がなくて家賃を払わなくてもいいだけましであるということ。そういうことで自宅を資産だと思える人間はそんなに多くはないだろうってことになる。

グダグダ言うけど、結局自宅は資産でないって結論か?と言われそうだが、 わたしが言いたいのはそんなことじゃない。だいたいどう呼ぼうが意味はない。わたしのポイントは、結局自分が住む家はなんらかの形で必要になるのであるから、そこは資産資産でないという切り分けをデジタルにするのではなく、アナログ的により資産に近づけるような細かな工夫をして生活全般も組立ていくことが年を経て大きな差になるということ、まったく資産にならない自宅からより資産に近いと思える自宅までいろいろあるということ、なんである。

売りづらいところに居を構えないとか、建物だって売りやすく建てるとか、あるいは将来使い回した効くように工夫するとか、身の丈にあった家で借金を少しでも減らすとか早く返すとか、高級車は家のローンが終わってからとか、子どもの教育とかで見栄を張らないとか、堅実な自分なりの収入計画を実行するとか、給料でたりなきゃ他の手だてを考えるとか、いろいろ考えて実行することである。ポイントは選択肢を増やすように持っていくこと。選択肢が多いならそれが資産である。

ダイエットの基本は毎日体重計に乗るとはよく言われることである。資産形成の道も
毎日とまで言わないがよく考えて現状を把握してそして、適切な手段を講じることで大きな差になってくる。なにせよく考えることである。パソコン程度をよく考えて買うなら、家を買うときはその百倍は考えないといけないのである。そういう大切なことを考えていれば後はまあどうにでもなる。山ほどキーボードを買ってもモーマンタイである。

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