ブロークバックマウンテン

2017年03月18日
0
0
日々の雑感ーリタイアライフ
ずっと見逃していたブロークバックマウンテンという映画を見た。話題作であったがテーマがあまり興味がない映画なのでなかなか見ようとは思わなかったがまあ暇であるので手当たり次第にいろいろ見ている。アマゾンビデオでタダである。見て思ったのは自然の映像が非常に美しいのとそれと主演者の乗馬が俳優離れして上手くてまさにカウボーイと格好いい。この映画を絶賛したり感動したと言う人は多い。逆にこき下ろす人も少なからずいるらしい。わたしは細部までよく作り込まれた出来の良い映画とは思うが心が動かれるような感覚はなかった。まだ若い頃に見た「真夜中のカウボーイ」とか「スケアクロウ」の方がずっと心に響き自分がゲイではないけれど何か共感できるものがあった。

映画のすばらしい点は、自分が共感すべきリアリティがないにも関わらず映画の中にリアリティを見て共感を持つという精神的作業が行えるということである。自分はゲイではないけれどどこかゲイの心持ちに通じるというかその映画の中リアリティを感じ共感できる。逆に自分はゲイではないからよくわからないのだけど何か違うなと思えばそれは引き込まれない。それは本物のリアリティとはまた別の話でもある。人口比率からしても映画を見る人間の大多数はゲイではないわけで、ゲイを忠実に描けば観客にとってリアルというものではないだろう。かと言って本物のゲイが明らかにオカシイと思うのもそれはまた変でそういう本当のようで本当かどうかよくわからないというせめぎ合いの稜線上に作品が成り立っているとああこれはいい映画だなとそう思えるような気がする。

映画館は別として、家で映画を見ることが多いわけだけど、案外楽しいのは端末に映画をダウンロードして外に持ち出すことだ。それでカフェとかあるいは温泉の休息所で見たり。電車や飛行機など移動中に見るのも楽しい。これから花見のシーズンなんで外で花見アンドムービーでワインでも飲みながらなんて最高だろう。わたしはいつでも数本は映画をダウンロードして持ち歩いている。iPadだけでなくiPhoneにも入れてね。外でのんびり見ていると頭もリラックスして自然に映画が入ってくる。前述のブロークバックマウンテンなんてやはりこれは頭の中で理屈が回っているとこれはいい映画だと思うのかもしれないが、わたしなどがぼんやり自然体で見ているとそれほどじゃない。(悪くはないけどね) 何故かと話せばそればすでに理屈である。そうなんだからどうしようもない。たぶん若い頃よりも映画とか本に接する態度というのが変わってきているんだろう。最近本は歴史物以外はとんと読む気がしない。

それより美しいものを見ていたいという気がするのは長年目が悪くて景色がちゃんと見えなかった反動かもしれない。いまは両目で裸眼で眼鏡がいらない。映像がダイレクトに体に飛び込んでくる気がする。これはたぶん長いこと忘れていた感覚である。こういうのも何か関係しているのかもしれない。
関連記事
ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
自己紹介へ

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿