福島産の食材

2017年03月08日
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日々の雑感ーリタイアライフ
わたしが大好きな会津高原も檜枝岐も福島である。今年は何度福島に行ったか? スキーで行き温泉に入り福島の米を食べて野菜を食べてそして地酒を飲む。土産もよく買う。報道によれば福島の食材は人気がなく値段も下がっているんだそうだ。気にしているのは放射能ということなんだが、いろいろ検査して安心ですと謳われてもまだそこに購買行動との垣根があるということらしい。わたしは福島出身の友人も多いし大変だなあと思うがでも首都圏にいる消費者がなんとなく福島産を避けるというのはマーケティング的には不自然な行動とは言えない。さほどの値段の差がないのであればあえて選ばなくても良いと考えるのが普通だし、逆に安くすればそれを理由に買う人間がいる一方で安いのには理由があるなんて思うものだ。加えて言えるのは、特にここ数年検査結果とか専門家の見解について権威と言うか説得力が低下しているという現象があってなんとなく大丈夫と言われても何か隠しているんじゃないかと疑うのは国民的精神風景となっていると言ってもいいから、検査で安心だねとは単純に行かない。国民が鵜呑みにせず疑い深くなっているということだけど、だからと言って自分で物事を判断をしようという思考が育っているわけではないから、なんとなく家族を思えば無難な方に流れるということだろう。

会津の赤カブとかりんごとかとても美味しい。地酒も良いものがある。これを贈り物として送ればいいと思う。わたしは自分でも食べるがお土産にも買う。もらった人間はどうするかと言うと、さすがに自分では買わなくても、もらって捨てるという人はそんないないだろう。少量だしそれに一応ちゃんと検査もしてるんだろう、、とそこでそう思って食べてしまう。以前は福島のものを送るだけで嫌がるなんて言う人もいたが今は逆に応援をしようという気運も高いので福島のものをもらって失礼だと思う人間はさすがにいない。むしろタダで応援できる気になって食べる人も多いだろうし、どうしても嫌という人間はそれは仕方ない。

まあ自分の家庭でも食べたくないものを送るのは身勝手という見方は置いておいて、貰えば自分だって食べるんじゃないか?この福島産のものをギフトにしておくるというのを何らかの商業的なブームに乗せる方法を考えたらどうだろう?ふるさと納税という制度もあるが、これはお礼がつきもだが、別に地元産でなくても良いじゃないだろうか? さいたま市にふるさと納税したら、ふくしまの食材セットがどんと届くとか? どうせさいたま市にふるさと納税する人間なんてろくにいないんだからやってみたら良い。あれって所沢からさいたまにやってもいいんだよね? そんなことをことを思いついたという話。


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