電話会議の時間設定
2017年01月30日
トランプ大統領との電話会議は日本時間の23時、アメリカ東部で朝9時。日本時間からワシントンの時間を知るには2引いてひっくり返せばいい。サマータイムだと1引く。さてこの時間の会議ということはこれはアメリカが会議の主導権を持っているという意味だと思える。かやたビジネスアワーでかたや夜中はどうもバランスが悪い。それでも良いということである。
わたしがいた会社では日本の夜に会議をやることが多かった。米国が本社だからである。これが日本が主導権を持ってくると日本時間の朝にやるケースが出て来る。日本時間で朝8時だとアメリカは夕方6時、アメリカにとっても十分許容範囲である。だが会議が伸びると早く帰りたいとかなんか約束があるとかでアメリカ人にすればあまり好まない。でも相手が夜中だと思えば譲る気が多少あればそういう選択肢になってくる。
日本時間で夜8時とか9時でアメリカ時間で早朝という手もある。アメリカ人というのは夕方早く帰りたがる一方で朝早くから働くことをそれほど嫌がらない人間が多い。逆に日本人はどちらかと言うと早起きを嫌がる。夜はどうせいろいろ働いているんので遅くてもいいというケースだ。これもお互い譲歩するとありうる選択だ。
次の電話会議も日本時間の夜中だと、それはアメリカ側としてはそれで良いと思っているということになる。それで良いというのは相手が夜中ということ。アメリカ人の夜中に電話会議をやることはたぶんないだろう。
- 関連記事
-
-
技術に倫理はない 2015/12/04
-
一刻も早く戦争を終わらせることが一番大切という論理の不思議さ 2022/04/14
-
選挙権は70歳になったら返納しましょう 2022/08/13
-
軽減税率 2015/12/14
-
総選挙に思う 2017/09/29
-