なぜ軽自動車は危ないか2

2017年01月29日
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日々の雑感ーリタイアライフ
自動車の開発の一線に長くいたけどほとんど軽自動車の開発には関わらなかった。会社が扱っていたセンサー類は最先端の技術でコストもかかるから軽自動車にはなかなか使われなかったのである。だからあまり軽自動車は詳しくはないのであくまでも素人目線の話ということだけど。軽自動車は車体の大きさに法的制限がある。その制限はどうみても高さ方向に甘い。高さは170センチくらいまでOKのはずだ。それに対して横幅も長さも明らかに小さい。その制限の中で自動車メーカーは目一杯室内空間を作ろうとする。だから腰高になる。加えて軽い。どうなるか?

昨日も今日も軽自動車の事故が報道されているけどどちらも軽自動車が横転して重篤な事故になっている。昨日のケースなど止まっている軽に普通乗用車がつっこみあっけなく軽が横転。ニュースで見る大きな軽の事故は横転してるケースがとても多い。普通自動車はかりにワンボックスでもそんな簡単に横転しない。横幅がひろく重心が低いからである。いざ横転すれば怪我が大きくなるのは当然であろう。

一方衝突試験はクリアしているとかいう話はあるが、試験は条件が厳密に決められているから少しでも条件が変わればそれでどんな結果になるかわかったものでないし、実際に事故はもちろん試験条件どおりには起こらない。ということで軽自動車が普通乗用車に比べて安全なはずはない。とくに相手がいる事故では非常に危ない。自損事故ではよほど危ない運転をしない限り簡単には死なないと思う。相手がいるから事故は大きくなる。他に車が走っていないところなどこの日本にない。どんな田舎でも車はけっこう走っている。車対車の事故はどこでも起こると思う。

その上で何を買うかはその人の自由だ。以前似たような話題を書いたらドイツ車みたいな頑丈な車で走るのは凶器だ、みたいなおバカなコメントももらったことがある。別に頑丈なだけでぶつけて走り回るわけではない。車の性能以下で大人しく運転すればいいのである。

比較論で言えばドイツ車と軽自動車であればマナーとかではなく危ない運転をしている比率は軽自動車が圧倒的に多いと思う。だって普通自動車に乗っているようなつもりで運転している人間がほとんどだ。スピード、車間距離、安定性が悪い車で普通に運転すればそれは危険度が増すのは当然だし、それ以上に危ない運転をしている人間が多いと思う。

軽は危ないという気持ちで運転すればけっこう安全なんじゃないかなって思う。自分の車は安全だと思って過信するのがかえって危ないと思う。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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