投資と家族と友人と

2017年01月24日
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株式投資
投資のブログをいくつか読んでいるのだが、ある人が言う。その人は不動産である程度うまく行っているんだけど、読む限りは慎ましくなら暮らせるくらいみたい。でもそうなる前にはサラリーマンで仕事が嫌で仕方がなかったようである。それでなんとか投資の種銭を貯めようと人付きあいもろくにせずに友人とも遊ばなかった。ずいぶん人からはバカにされたが、その種銭を元になんとか投資で軌道に乗った。

今の俺はもうサラリーマンを卒業した。俺を笑っている人間はいまでもしがないサラリーマンだ。いまだに定年後も働かなくてはならないし老後も不安だろう。ざまあみろ。みたいなことが書いてある。ブログを読んでいる限りでは親しい友人知人とか家族の影は感じられない。本当のことはわからないが、自分で言っているくらいだから友達はきっと少ないのだろうと思う。

ひょっとして独身かもしれない。そう思う理由はお金の話をいろいろ書いて行くとその人の生活ぶりが浮き上がってくるからだ。子供がいればその教育費とか親の面倒を見ていれば介護老人ホームだとか、あるいは家族なり夫婦で旅行だ娯楽だ。その人は生活費とかいう話は出てくるがそういう話題が出てこないということはそういうことを考えなくてもよい境遇という想像ができる。

セミリタイアのブログは独身者が多いという印象がある。株の専業のブログもこれは独身者が多いような印象がある。正直あまり幸せそうには感じない。人並みの幸せに背を向けてマネーゲームに勤しんでいるように見えるからだ。あくまでもわたしがそう感じるだけで、これは人の好みなんだろうけど、上の人は少なくともわたしとはだいぶ考え方が違う。何かを得るために何かを捨てるというようにはわたしは考えない。ましてや金のために何かを捨てるなんてことは考えない。金にそんな価値はない。まあかみさんや子供がいないのは自由だがせめて年寄りの面倒はちゃんとみてるのかなとは思う。

株も不動産でも成功しているなとわたしが感じる人は話題に必ず家族とか友人が出てくる。本人がどう思おうが少なくともそのほうが幸せそうに見える。仮に金もあって家族と友人もいれば、金だけあるより幸せそうに見える。

投資で伝説の相場師なんて有名な人間でも途中で家族を悲しい目に合わせたり最後破綻したり、投資の本を読む人はそこにあまり注目しない気がする。投資で成功するってのはそういう危うさを抱えているって意識がない。

わたしは家族とか友人知人が幸せの根源だと言っているわけじゃない。こどもに恵まれない夫婦だっている。生涯伴侶に恵まれない人間だっている。離婚もあるだろう。いろんな事情がそれぞれにあるのは当たり前だ。そのなかで幸せに生きるのはその人次第だ。ただ選択として家族とか友人よりまた日々の楽しみよりも金を取るのは、わたしは嫌だねという話だけである。

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