タクシー配車アプリから株式投資の話

2017年01月21日
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株式投資
株式投資の書庫でなんでタクシーの話しと思うかもしれないが最後ちゃんと繋がっていくから我慢しておつきあいいただきたい。話しはかわるがなんていきなり株の話しにはならない。でもタクシーの話しもおもしろいと思うよ。

UBERが日本に入ってきたことも影響していると思われけど最近はタクシーを電話でなくアプリで呼ぶ人が増えているそうだ。電話だと自分で場所を説明しないといけないけどアプリならそれがいらない。今いるところならそのままだし違っていても地図で示すだけだから簡単だ。これはお客の利便性が向上していると思われるが、タクシー会社にとっては電話オペレータの人員削減というメリットがあって今どんどんオペレーターの人を減らしているんだと昨日乗ったタクシーの運転手が言っていた。いろいろ社会勉強になる。逆に電話するとなかなか出ないそうだ。

配車アプリを入れると乗車代の割引クーポンがもらえたりするわけだが、タクシー会社にとっては多少のインセンティブを払っても配車アプリに顧客を誘導したいということだろう。昨日も東京駅から治作までタクシーに乗ったが目の前に丸の内南口のタクシー乗り場があるのに配車アプリで呼んだ。1000円引きのクーポンを使うためだ。配車料300円取られるが700円引きで乗れる。ちなみに治作というのは八重洲口側にあるんだけどぐるっとまわらなければならないので実は丸の内側から乗ったほうが近い。これも配車アプリとかUBERのルート検索見積もりで一発で出てくる。顧客は二百円くらい節約できる。たいしたものである。

今日配車アプリで確認したところクーポンが使われておらずに満額クレジット請求になっていることがわかった。これもアプリを使いこなさないとわからないかもしれない。早速タクシー会社に電話すると、向こうのミスということですぐに請求額を1000円引くと言う。どうもクーポンの処理にまだ会社が不慣れのようで電話があるとこういう応対をしているようである。わたしがいつ何時にどの車に乗っていくら払ったか一発で記録が出てくるので迅速に処理される。これがアプリ以外だったらこんなにすぐわからないだろう。

ということで無事に値引きをGETしたわけだが、そうなってみるとわたしの手元にはまだ使われていない1000円引きのクーポンが残っている。アプリに入っているのだ。次回乗るときにはこいつを使えばまた値引きしてもらえるということだが、会社が不慣れだと言っていたからひょっとして次に乗るときにもクーポンが適用されないかもしれない。そうなるとまた電話すればきっと引いてくれるんだろうな。ということでしばらくは1000円引きで乗れるかもしれない。会社がクーポン処理に慣れるまでのことだろうけど。

投資とかギャンブルでも時々必勝法というのがあって、その多くはこのタクシークーポンのような話しである。システムとかルールのなんらかの不備をついて儲けるのである。だがこの話しはいずれは解消されるし、もしもこのクーポンのことで電話する人間が増えてくればこれは会社も問題ということで改善を早めるだろう。つまり多くの人に知られればこの話しはもっと早く消えるというわけである。だからこんな話しは自慢げに書かないほうがいいということになるが、本当かどうかわからないし、それ以上にわたしはタクシーに乗らない人間で次に乗る予定がないからどうでもいいのである。

実は頻繁に近距離でタクシーに乗る人間がいて、それでいつも儲けていたのにこんなとこで書くなと怒っている人間もいるかもしれない。だってサラリーマンでよくタクシーに乗る人間ているでしょう。このクーポンの話しのキモは領収書はちゃんと元の金額で出てくるということである。つまり値引きされていない状態で領収書で会社に請求してそれでタクシー会社に電話して返金処理をすれば、まあよほど生真面目な人間でない限り値引き分は自分がもらっちゃうでしょう。だってクーポンをGETしたのは自分の努力だしその不備を発見してタクシー会社に電話したのも自分の才覚だし、会社は損をしているわけではないから会社もその金をよこせとは言いづらい。それにこの話しは自分のクレジットカードさえ使っていれば会社にばれっこない。頻繁に乗って月に1万円2万円と儲けている人間だっているかもしれない。

わたしの株式投資での成功事例もこれとよく似ている。わたしはリーマンショックの時に儲けたと思っている人も多いかもしれないが、それは事実だが暴落時の出動は資金がある程度ないと面白味がない。1000万2000万を倍にしたところで知れているとまでは言わないがわたしのようにはなれない。

自動車業界は今は電気自動車に向けて一辺倒になっているが、20年くらい前はいろんな技術が開発されてそれが錯綜してどこに収束するか見えない時代であった。これは排ガス技術、燃費技術もそうだし安全技術もそうである。これらの技術についてその開発は当局の意向が大きく影響していた。
すべて法規制にミートするためにこれらの技術が開発されていてその法規制が何度もアップデートされていた時代であった。排ガス規制がどうなるかである技術が必要不必要とシステムは大きく変わってくる。当然開発している会社に大きな影響がある。

安全技術だって今ではタイヤの空気圧検知なんて当たり前だが、昔はなかったシステムだ。それがフォードの車が横転して事故がずいぶん起きて、それで当時ブリジストンの子会社のファイヤストンのタイヤの不具合だと大騒ぎになった。覚えている人もいるかもしれない。だが当局はこれを契機にタイヤの空気圧検知の法規制を検討し始める。タイヤが悪くても空気圧の管理が適正に行われていれば事故は起きないという技術的な判断があったからだ。

それでタイヤの空気圧センサーをつけるという技術が必要とされるが、さてどうやってつけるかというと一番合理的なのはタイヤのバルブにつけることである。あとはタイヤはゴムばっかりでつけるのが難しい。そこで太平洋工業という会社、この会社はなんとこのタイヤのバルブは日本車のシェア100%である。(みなさん知らないでしょ)そしてその太平洋工業はごくわずかな高級車向けに細々と空気圧センサーを開発していたが、それが全車装着というビッグビジネスに大化けする。

さて自動車の技術開発にもそして当局の法規制にも共通点があってどちらも時間がかかるということである。そしてその進捗状況をモニターする方法がある。技術については特許申請であったり学会での技術発表であったり、法規制についてはアメリカの法規制については何度も公聴会が開かれてもちろんその内容は公開されている。そしてもう一つの共通点があって、どちらも相当業界の内容に広く深く明るい人間でないと中身が理解できないということである。証券会社のアナリストじゃたとえ自動車業界担当でも無理だ。そして情報取得のために英文を読みこなす力もいる。ということでほとんど決まってから株を買っても充分間に合う。実際世間が注目して株価に影響がでるまでに軽く2-3年はかかった。上の例で言えばわたしは太平洋工業を安く仕入れてじっと待っていたわけだ。まあ投資家マインドを持った勝負師でなければここがチャンスと打ってでれないとは思うけど自動車業界にはそういう人はほとんどいないね。

さてその後の自動車業界はどうであろうか? 排ガス燃費規制はだいたい定まって技術も定まってきている。いろんな技術が乱立して先が見えないということはない。さらに安全については新たな規制はたぶんない。自動運転についてが一番の注目であるが、これは参入している会社が大手ばかりでそれで株価が大きく変動するくらい売り上げが変わるという話しにはなりづらい。ということでわたしがうまく立ち回った時代はすでに終わったのである。わたしはそれなりの才覚と勝負根性を持ち、そして良い時代にそこにいてうまく利用したのである。でないと多少儲けてもああはうまくいかなかった。もう同じようにはなかなかできないだろう。それが自分でわかっているというのも大切で、調子に乗って自分は天才だとでもつけあがれば今のわたしはやはりないだろう。

長くなったがいかがであろうか?タクシーの話しは無駄ではなかったと。え、全部無駄? そりゃ読む方が悪い。まあ無駄だろうが無駄でなかろうが勝手に気の向くまま書くだけだけどね。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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