個人向け国債

2016年12月23日
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マネーと生活
証券会社から電話があって、保有していたさる大金融機関の劣後社債が早期償還になると言う。確か6-7年前に購入したもので金利が今では考えられない2.25%。10年物だったが早期で償還となったそうだ。毎年利息を受け取っていたが残念である。

同時期に買った米国ハイイールド債というのはまだ保有しているが、これは利払いだけですでの購入金額の50%に達している。利子だけで平均8%くらいで回ったことになるが、これは売るとさらに価格上昇と為替差益で大きく利益が出る。1$=80円ちょっとくらいで買っているからだが、これはずっともっていれば良い。

さて劣後債が償還されてMRFに入金されてきたが、このMRFというのは基本元本割れはしないということになっているが保証ではない。中身は公社債や国債である。MRFに置いておくなら国債でも構わないのだが、国債は売る時に金利が上昇していると価格が下落する可能性はある。

そういう心配をしなくて良いのが個人向け国債である。これは一年で解約するとほぼ元本が返ってくる。(細かい話をすると少し違うがほとんど100%で返ってくる)
利回りは0、05%である。これが今ならキャンペーンで100万円に対して3千円のキャシュバックがある。1000万円だと条件がよくなって50000円。利率に換算すると0.5%になる。キャッシュバックをもらって一年で解約すればいいので、これに切り替えることにした。

100万、200万買って3000円や6000円もらってもどうということもない金額だけど1000万円なら5万円もらえる。これは馬鹿にできない。2000万円なら10万円、仮に一億円なら50万円、銀行に寝かせておくくらいならこれはおいしい。

10万円稼ぐためには奥さんが一ヶ月パートで働かないといけない。これが金があるというだけで簡単に手に入る。そしてもらった金利はやはり裕福なものにとってもありがたみがあるのである。ありがたみは裕福な人間と貧乏人でも変わらないかもしれない。貧乏人はわりと何千円とか何万円という金を大切にしない。

今にして思えば、株でも不動産でも債権でも外貨でもリーマンショック後2-3年には出物がたくさんあった。あの時期にいろいろ仕入れて今でも保有している人間はかなりうまく回っているということになるはずだ。わたしのもっている資産はほとんどその時期に仕入れたものだ。今では考えられないおいしいものばかりである。ついていたというべきか、うまく時流に乗ったというべきか? 

30代後半から40代前半に株で資産を作って一旦整理。リーマンショックをキャッシュ100%で迎えた。確かについていた。

その後すべてがうまく回ってきた。良い時期に勝負に恵まれたことは素直に感謝しているが、チャンスをよく活かせたという達成感もある。もうこれ以上儲ける必要もないし儲けては申し訳ないなって気にもなる。














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