年金長者

2016年12月22日
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マネーと生活
サイパンから帰国後一度もゴルフをしていなかったが、昨日はあまりに暖かいので午後からの薄暮プレーに出場した。2時から日没まで回れるのだが4時半が日没。穏やかに12ホールを回って終了した。ゴルフの中身はまあまあであった。パーかボギーという感じで昨日はパーの方が多かった。

ラウンド終了後完全に暗くなるまで50ヤードの練習をした。50ヤードというのは本当に難しい。どんなクラブを持ってもある程度打たなくてはいけないし加減もしなければいけない。わたしは52度でいつも打っていたが、それをピッチングに変えて振り幅を小さくしてみた。そのほうがダフリづらいと考えたのだ。ダフると言っても練習じゃダフらない。ここ一番という時に大ダフリが出るのである。しばらく練習して距離感を合わせたので次のラウンドではチャンスがあれば使ってみよう。ただランが長くなるので手前から攻められる時に限るな。砲台グリーンには通用しない。

これからは毎日毎日日没が延びて行く。暖かくて風がない日を選んでゴルフをしようと思う。雨は論外だが、風でも寒さでもつらい思いまでしてやる気がしない。3月4月となればいくらでもできるだろう。

失業保険はずいぶんと貰った気がするのだが、数えるとまだ数回、このまま失業が続くとして計算してみると来年の8月末に最後の認定があって9月に振り込まれる失業給付が最終ということになるようだ。今は時限的な法的措置で330日が360日に延長されているらしいから、ちょうど一年の給付ということである。この失業給付は無税である。

失業給付が終わって半年ほどたって60歳になると確定拠出年金というものの受給開始になる。勤めていた企業が加入していたものだ。これは原資はすでに確定している。わたしは全額銀行預金で置いてあるから原資そのまま。これを分割して5年とか10年でもらう手はあるのだが、ここで注意しないといけないのは一括でもらう場合と年金でもらう場合とで税額が異なってくる。年金なら年金所得控除、一括なら退職所得金控除となる。どちらも優遇されているのだが優遇の度合いが違うのである。わたしの場合は運用もしていないし手厚い退職所得控除を選択したいので一括でもらってしまうつもりだ。これが失業給付で言うなら、ざっと2年分くらいに相当するからけっこう大きい。

さらにである。確定拠出年金と同時に企業年金の増額支給も開始される。わたしの場合企業年金が二階建てになっていて、今貰っているのは一階部分でこれは生涯給付される。それに加えて60歳から65歳での二階建ての支給がある。65歳の公的な年金開始までのつなぎという位置づけである。ざっくりと言うと今もらっている企業年金が1.5倍以上になる。65歳になるとまた元の金額に戻ってしまうが、その時には公的年金の受給が始まるでしょう、という流れである。将来的にはかみさんの年金も出てくる。

本当に手厚い支給で感心してしまう。やはり日本の大企業のサラリーマンは恵まれていると言えるのだろう。だからこそどんな嫌なことがあっても、なんとか定年までしがみついていたいと、そう思うその気持ちはこうやってもらえる立場になるとよくわかる。わたしのように会社で勝手きままにやりたい放題で、それも6年も早く辞めてしまったのに、こんないい思いができるってのは、これはとんでもない奴だな。このブログでサラリーマン的な生き方をずいぶんと笑いものにしているが、おいしいところはちゃっかりちゃんと頂くんだから、まあ我ながら大したものだ。


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