約束は守らなくていい
2016年12月13日
友人がこどもに学校で学年で一番を取ったらスマホを買ってやると約束したそうだ。それでそのこどもは猛勉強して学年で一番を取ってしまう。さあ、スマホ買って、ということになるのだが、そこで奥さんがいろいろ聞いてきて、やはりスマホは中学生には早い、と言い出して結局買わないってことになったんだと。
子供は怒らないか?とわたしが聞くと、がっかりはしているようだがそんなひどく怒っている様子はないからまあ様子を見てるだそうだ。
あかんね。この友人夫婦のやっていることは。
これは両面で問題があってまず怒っていないということはないという気はするが、いずれにせよ自分の親は約束を守らない人間であるとは思っている。つまりそれでいいのだと教えているとも言える。
わたしだったらいろんな問題はあっても約束したことはなんとしても実現する、という親の姿をこどもに見せるね。こういうところで親の生き様が出てくる。
さらにその子はがっかりしているがまあ受け入れていると言う。理不尽なものに対して戦う気概がない人間になるんだろうね。おかしいな思っても上の人の言うことならそれを受け入れてしまう人間になるってこと。
親の生き様はそのまま子供に引き継がれていくってことだが、まあ人の家庭なんで、あまり言わずに止めておいた。
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