しょうもない連中

2016年11月19日
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日々の雑感ーリタイアライフ
NHKで少年院とか鑑別所あがりの子供の更生に尽力するNPOの特集をしていた。NPOのメンバーもかつて暴走族のメンバーで少年院に入っていたこともあるが、今は定職を持ち家族を養う社会人である。いろいろ手をかけてもちゃんと更生できる子はほとんどいない。まったくご苦労なことである。よくやってられるなと思う。

よくやってれれるなと思う1番の理由は、こどもの態度言い草があまりにふざけているからである。ろくに仕事もできないくせに給料が安いとか先輩の態度が気にくわないとか、何様だという態度をお世話になった人に平気でとる。それに対して怒ることなく丁寧に接していくのである。

基本的にほとんどは無駄な努力である。でも10人20人にひとりでも、更生してくれる子はいないかとNPOのメンバーは努力を続ける。もう一度言うがまったくご苦労様である。

児童養護施設にも似たような子どもは多い。悪いことをして少年院にまでは行ってないがそれ以外はテレビに出てきた少年院あがりの子とあまりかわらない。共通するのは口だけは立派だということ、感謝の気持ちがまるでないということである。お世話になった人間を平気でバカにする。普通の人ならなにかしてあげようって気にならないだろう。わたしも我ながらよくやったと思う。本当に嫌な奴にもプレゼントあげたもんね、真面目に頑張る子にはいくらでも応援するんだけどそういう子はあまりいないのね。でも何人かいたのでそれでわたしも救われた。やり甲斐はあった。

話は変わる。投資関係のブログは荒れやすい。ネット上での個人攻撃はたくさんみてきた。他人のブログを読んだりコメントを読んで腹を立てている人、それをわたしが見て最初に思ったのは、だったら読まなきゃいいのにってことだが、これはわたしの場合そうだが、そう簡単なものではないってことにすぐ気づく。腹を立てたり反感を持ちながらも読まなきゃいられないって心理がそこにある。きっと許せないって気持ちになるんだろうと思う。

なんで許せないかはいろいろ正論もどきを言い立てるが、その理由は概ねその人の個人的な不平不満とか鬱憤とかのいわゆるダークサイドであろう。許せない人間は世の中にいくらでもいる。残虐な犯罪者、子供年寄りを殺す人間、あるいは汚職不正、そういう本物の悪にさほど腹を立てないで、たかが投資程度のことでそれも自分が迷惑しているわけでもないのにわーわー言い立てるのはどう見てもバランスが悪い。

自分の内部の歪みが出ている以上さらにバイアスは強くかかって、読んでいても普通に受け取れない。どうせ嘘だろうとか、、あるいは粗探しばかりする。わたしはこれを歪んだ正義感と呼ぶ。正義感の仮面を被った鬱憤晴らしである。だがいくら攻撃したところで本当のところあまり鬱憤は晴れないから、しつこく続けることになるのと、それから、自分が嫌いな人間が損して、できたら破滅して欲しいと願うようになる。ざまあみろと快哉をあげたいわけだ。これはずっとやっていればそういうこともあるかもしれないが、他人が損することを願っても自分に良いことは一つも起きない。むしろ負のエネルギーが自分に向かってくるんだけど、そんなことわかりっこないわな。

そのような個人攻撃はほぼすべて匿名である。通りすがりとか、、本名とかないのは当然だが、ハルトモみたいな決まったハンドルネームでも行われることはまずない。基本的には意気地のないビビリ屋なんである。実社会では言いたいことも言えずにおとなしく生きている人間がほとんどだろうとまあそう思わざるをえないわな。

どうしようもない連中というのはけっこうあちこちにいるね。


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