298円のワイン

2016年11月04日
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日々の雑感ーリタイアライフ
輸入物が充実している大きな酒屋に 店長のおすすめ 限定入荷 在庫限り と銘打って置いてあった298円のワイン、赤も白もあるが、いろいろ書いてあってあまりに自信満々の能書きに買ってみようという気になった。騙されても298円だが、もっと騙されてもいいやと思って2本づつ買ってみた。料理酒という余生もある。

そしたらこれが意外と旨いのである。特に白が旨い。赤もまあまあだ。白は毎日の晩酌ワインにしてもいいかなって思うくらいだ。いわゆるシャルドネの辛口ワインである。産地はどこかと言うとスペイン。しかし298円って言うと、瓶と輸送費でも足りないくらいのはずだろう。とても商売になっているとは思えないが、今は100円ショップに行ってもこれで商売になるのか不思議だと思うような商品が所狭しと並んでいる。

298円のワインは大丈夫か?などとあまり真剣に考えない方がいいのかもしれない。自分の舌を信じるのみだ。その酒屋はゴルフの帰り道にあるのでまた立ち寄ってそれで6本づつ買ってやった。ついでにいろんなワインを購入これで我が家のワイン在庫はすごいことになった。

かみさんが知り合いにちょっとしたワインを手土産がわりに持っていきたいと言う。それで適当に選んでくれと言うことだが、その酒屋で1000円から1500円のものを選んだ。もし美味しいと思ったときに、自分で買える値段だとかえって嬉しいと思うかもしれない。わたしが選んだのは白はイタリアのピノグリージョ、これは白ワインでは本当におすすめだ。来客に出してもまったくOKである。イタリアでイメージも良い。赤はこういうワインはなかなかない。2000円越えてしまうけどバルバレスコなら来客でもOKだろう。その知り合いには赤は無難にヴァルボリチェラにしておいた。

ワインというのは値段と味との相関がよくわからないからそれなりの場面では素直に値段とかブランドでその気になっておけば良いような気もする。かみさんと一緒にレストランに行けばケチケチせんでソムリエも楽しめるような会話をして口車に乗っておけば良い。記念日とかやけに羽振りのよい話をしなければまあリーズナブルなものを勧めてくれるだろう。知ったかぶりはあかんね。実際知らんし。
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