お金は流れなくていい

2016年10月21日
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家のこと不動産投資のこと
不動産投資のブログ集を見ていたら、そこでの投資家の格付けというかステイタスはどれだけ物件数を持っているか資産額とかあるいは家賃収入になっている。大成功者と誉めそやれている人間はなんと100億円も不動産を借金して買っている。この数年で買いまくっていうるようだ。そんで家賃収入が年間5億円あるそうだ。そこから借金と諸経費と税金を払うと数千万円が残るらしい。それで豪華な生活をして自分は成功者だと言っている。

これを事業として見ると、売り上げが5億円の会社でありながら、有利子負債が100億円ある会社ということになる。とんでもない借金漬けの会社である。今後利益率は改善する見込みはない。むしろ利益率は下がると予測される。それを補うためにさらに借り入れを増やし物件を買って収入を増やすんじゃないだろうか? 

もしこれを株式会社にしたら誰が株を買うだろう?少なくともわたしは買わない。今後の経済状況の変化によって破産する可能性がある。そのリスクが数十年続く。震災が来たら一発アウトだろう。政策による打撃もありうる。だが個人だと胸を張って成功者、さしあたり一人が贅沢して暮らすだけの金は毎年流れているから。その人は一生お金の算段をしながら行きて行くんだろう。その人が言う、人生はお金じゃないなんて言う人間は稼いでから言ってみろと、、やはり自分が守銭奴と見られているという引け目は感じているようだ。でなきゃそんセリフ出てこないだろう。だが確かにこの人は流れている金を掠め取ってはいるが実は借りて買っただけだ。わたしから見れば稼いだとは言わない。(よしんばそこにいろんな苦労やテクニックがあるにせよ)

先日栃木の富豪と話していたが、彼は上に書いた様な首をかしげるようなビジネスではないが、それでもいろいろある。事業というのはいくら羽振りがよくても先のことはわからない。自分も会社で事業を一から起こしたからわかるが会社というのはなにかの拍子につまづいてガラガラと崩れことは多いのである。それが嫌だからそうならないためにどこまでも働き続ける。さらに後世にどう残すかという責任もある。従業員も気はしないと思ってもストレスにはなる。金、人、物、心配はつきない。

若い頃は金持ちの家の子で親の事業を継げて、それはけっこうなことだと思ったものだが、わたしがこうなってみるともう羨ましいとは思わない。わたしの方がはるかに自由でそして選択肢が多い。ふらりと児童養護施設を訪れて3年半働くなど自由じゃなきゃできない仕業だ。これからどうやって生きていこうか? それをのんびりと考えるだけでもワクワクとする楽しい作業だ。

人間ひとり幸せに生きるのにそんな規模はいらないって思う。大きなお金が流れていなきゃ経済的に成功したと言えないと思うならそれは勘違い。ちょっとまとまった資産とそして暮らすに不足のない不労所得があるだけでよい。もちろん無借金。大きなお金の流れは一見派手だがむしろその分気苦労が多くなる。

まとまった資産とはいくらか?暮らすに不自由ない不労所得とはどれほどか?これはその人次第だが、両者のバランスというのはある。暮らすに不自由ない収入は年金とか安定しているものでないといけないが、それでも世の中何が起こるかわからない。なにが起こっても不安を感じない程度でそれがあれば暮らせるというのがまとまった資産である。資産は手つかずでいいが保険という意味合いと考えると形は考えたほうが良い。全部日本円じゃ危ない。

よくお金は流すものだと言う人が成功者の中にもいるが、わたしはどこに行っても少数派。むしろお金を流さない幸せのかたち。かと言って隠遁して自給自足をするわけでもなくそれなりに優雅に金は使うが、金の流れはそれくらいだ。人づきあいはお金とか損得とは別のところに持つ。仕事の利害のある付き合いはない、当たり前だ、失業者だからね。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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