ネットハイスクール

2016年10月18日
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日々の雑感ーリタイアライフ
通信制高校の生徒が増えているという報道である。今までは不登校で救えなかったこどもたちの受け皿として高卒の資格を与えるという意味で一定の役割は果たしそうではある。だが通信制で高卒の資格を得ても就職は厳しい。ほとんどないと言っていい。では大学に進学するのか? そういう学力がない子供が大多数だろう。児童養護施設でも高校で落ちこぼれて、それで行く先は通信制とか定時制であるが、こうなるともう普通の就職は難しい。中卒よりまあ高卒の資格があるだけなんとなくましかな? という程度である。ごくわずかな埋もれた才能が花開くという夢物語もないことはないだろうが想像するに100人に一人もいないだろう。

そもそも中学から高校に進むと、雰囲気といいシステムといいだんだん実社会に近いづいて行く。そういう実社会への適合性を身につけるという意味合いが高校にあって、別に学力があることのみが高卒の意味じゃない。ネットで高卒の資格を取っても企業はそれは普通の高卒とはみなさない。企業は社会になじむ普通の高校生が欲しいのだ。教育の現場では落ちこぼれを救済する動きが加速している一方で企業は逆方向にますます殺伐として効率優先にと向かっている。両者の接点は限りなく小さい。

結局教育現場が現場に即応していないのであろう。なんとか高校卒の資格を与えればそれは中卒よりましだろうし、高校を出たらあとは極端な話知らないのである。もはや生徒ではなくどこにでもいる失業者の一人になるだけだ。そうなれば教育現場がとやかく言われる世界ではないのである。福祉の現場に4年近くいたが、児童養護施設では皆はこどもたちが一番と言う。だが実際は園長の都合が一番でその下の人間が2番でそのまた下の人間が3番で、こどもは4番くらいである。園長やそれ以下の職員は自分の身を危うくしてまで子供を守る気などさらさらない。世の中というのはそういうものである。ハルトモ君はそういう秩序の中にいないのだけどね。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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