なんにせよ時間をかけるということ

2016年10月17日
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日々の雑感ーリタイアライフ
無職で暇で飽きないか? という質問を友人知人からはよく受けるんだが、そういう人のほぼ100%わたしのような境遇の経験がない。仕事だってたいていの人は毎日似たようなことをしている。飽きないか?と誰も聞かないのは選択肢がないからだ。飽きようが飽きまいが続けるしかないものを飽きないか?と聞いても意味はない。栃木のとーさんはゴルフを2日続けてやったらもういいと思ったとか言っていたが、プロゴルファーにゴルフばかりで飽きないか?なんて誰も聞かない。イチローに野球ばかりで飽きないか?とも誰も聞かない。

そんでわたしが逆に労働人に聞いてみる。毎日仕事で飽きないか? 普段考えたこともない命題なんでろうが、確かに飽きているなって答えが出てくる。そんなもんである。日常というのはいろいろあるが割と似ていることの繰り返しだ。わたしの場合はまだ辞めて半年だから全然飽きていない。この先どうかはわからない。何をしてもいいのだから飽きるってことにはならない気はする。

失業保険で勘違いしている人間が多いことに気がついた。失業をして生活に困っている人間のために失業保険を出すのだからハルトモがもらうのはおかしいという考え方だ。裕福な人間には失業保険を給付するなという論に聞こえるが、これは制度としてそんなことはない。生活保護じゃないのだ。あくまでも今まで労働で得られていた収入を補完するための保険制度であり労働者と雇用主が払った保険料が財源である。調べてみたら財源は黒字で税金は投入されていないようである。ということでわたしも仕事をやめてその分収入が減ったことは間違いないのだからそれが補完されるのは保険加入者として当然のことである。リッチかどうかは関係ない。

雇用保険料というのは労働者が毎月給与天引きで払っているがこれは事業者負担分と労働者負担分とふたつあって労働者分の方が少ないのであるが、おおむね給料の1000分の5くらいのようである。わたしは34年ほど働いたので34年X12ヶ月で388ヶ月働いていたわけだ。そうするとその1000分の5というとだいたい給料の2ヶ月分に相当するくらいは保険料を払ってきているということなるが388ヶ月の平均給料がわからないが、たぶん100万円以上は払ったとは思うがそれでもらえる金額はというと仮に就職できず期限までもらうとしてその倍以上はもらえるが、これが積み立て預金だとしたら、それほど凄いという金融商品でもないな。34年も毎月積み立ててきているのである。ただまあ負けていないなって気はする。ほとんどの人間は負けるだろう。そう言えばわたしは前々職で介護休業というのも申請して3ヶ月ほど休んだので、介護保険でも負けていない。何でもどこでもハルトモくんは勝つね。負けるのはゴルフくらいだ。

さてそれにしても公的な資金という意味は強いのでそこで搾取されずに逆に得をするというのは悪い気分ではない。考えてみればわたしが働いていた児童養護施設の給料は、これは基本的に税金が投入されている。施設の予算の90%以上は措置費と言って自治体から支給されている。だからわたしの給料も90%以上は税金であったわけで、半公務員という位置付けであった。その給料であるが、わたしは児童養護施設に3年9ヶ月いてその間にもらった給料ボーナスは全部貯金したということになっている。もともと給料で暮らしていないのである。その貯まったお金で中古のマンションでもまた一軒買って、そんで家賃10万円くらいで貸し出せばいいかなってそんで物色はしているがいいのがないが、そんなサイクルで、なんとなくおかみが吸い上げたお金が自分に流れてきてマンションに化ける気がするのね。ますます豊かになる方向にしか物事が進まないな。

そう言えば先週国民年金から通知が来て、国民年金個人負担は失業中ということで2年間全額免除しますってことだそうだ。2年間で60歳だから積み立て終了だ。免除を選ばないと言う手もあるが、将来受け取る金額が若干減るが大差なく国庫負担分はそのまま積み上げられるので、もとをとるのに20年以上かかるから、今免除された方がぜんぜん得だと思う。まことにありがたい話である。悪いなって気もしないでもないが笑いが止まらないね。

いつも書き出すとタイトルまで行かない。タイトルの趣旨はたとえば風呂とか食事とか体操とかとにかくなんでも時間をかけてゆっくりとやるようになったってこと。前はカラスの行水みたいだったが今は30分くらいのんびり湯に使っている。1日2度入り朝風呂なんてのもやる。世間の労働者が働き出すころハルトモ君は悠然とパンツを脱いで湯に浸かるのである。寝る時間も伸びている。なんとなく趣旨は前振りに通じるでしょ。だから前振りで十分長くなってもうこれ以上書かなくてもいいや。
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