どれだけ政府が信用できるか?

2016年10月13日
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政治経済


不動産投資をする時に管理費や修繕積立金の未払いについて注意を払う必要があるととはよく言われることだが、ではどれくらいの比率であれば許容できるのか? あるブログでは100戸中5戸くらいであれば仕方ないとか書いてある。これはそういう投資方法だとしか言いようがないがわたしに言わせればそんなに払わない人間がいるマンションは普通じゃない。そういうマンションはそれなりの住人が住んでいるマンションだと思う。5戸は氷山の一角だとわたしは思うね。仮に払っている人間でもその質には疑問符がつく。
わたしが保有しているマンションではどこも一軒たりとも未納はない。そんな住人がいるようなマンション買わない。自分で住んでも良いくらいのマンションを買うわけだからそれは当然だ。ということで資産価値が高いものだけが購入対象となる。ちなみに自分が賃貸に出していて言うのもおかしいが、賃貸が多いマンションはだめだ。買った人間がずっと住んでいるというのが一番良い。 

話はかわる。スウェーデンでは消費税が25%とかあってそんで高福祉であるけど、政府を信用して貯蓄率は低いのだそうだ。老後は金がなくてもなんとかなるという安心感が国民にあるらしい。日本は消費税を上げるという議論をするときに社会保障費に回すとか説明しているが、どうもその使い道が胡散臭くて本当に老後安心して暮らせるかどうか? これが信頼できない。事実おかしな金の使い道は枚挙に暇がない。日本は政治そのものが信用できない。もちろんその責任は国民にある。おかしな人間ばかり選ぶからだ。そしておかしなことを政治家に期待する。

政府とか政治に対する信頼感が低い以上は破綻しないかぎりなるべく金をつぎ込みたくないと感じる。お金を持たせればおかしな金の使い方をする。金がないと借金までして使う。それが日本政府である。もちろん国民レベルなりの政治レベル。

わたしは多少政治の世界をかいま見た経験があるわけだけど、結論として性に合わなかった。なんかままごとのようで遊んでるようにもわたしには見えた。これは国政も地方も同じで、地方の方が政治家は働いていないように思える。自治体の仕事と党の仕事もごっちゃにしてるし。

個人的には地方の議員は無報酬にして定数を数分の一にすればいいと思っているし、首長も県知事とか大きな市以外は行政官だけでいいんじゃないかと思う。村長とか町長とか要らんと思う。無報酬の村議会議長が村長でいいだろう。無報酬にすると有能な人材が入ってこないとわけのわからない理屈を言う人間がいるが今だっていないだろう。わたしは無報酬でかつ選挙運動のつまらない負担がなければ良い人材が立候補するかもしれないと思う。ひょっとしたら国政も無報酬でいいんじゃないか? 活動の実費は出してもいいけど。

よく欧米とかとの比較を言う人間がいる。学者とか。日本の公務員の数とか給料とか政治家の数とか給料とか、横並びが好きな国民だから比べて揃えたくなるのはわかる。そのときにたぶん恣意的に運用する。都合の良いところだけ欧米に横ならびとか。

ただ冒頭に書いたように政治の成り立ちから国民と政治の距離感とがだいぶ異なるだろう。日本というのはお上が庶民から金を巻き上げて、そんで偉そうに恩着せがましくばらまく。ばらまきはかなり恣意的だが、ばらまく前にたっぷりとお上が太るという前提がある。日本は古来ずっと庶民がお上を養ってきているのだ。ところがお上になんとかしてもらいたいとのごとき勘違いをずっとしている。

テレビでは老後の格差について特集をしているが、これは年を食えば働けないのであるから、格差はもう逆転しようも挽回しようもないということになってくるのは当然だろう。働いているならわずかとか感じるような金額が大きくのしかかる。年金とかでも世帯収入が月に20万円あるのと30万円あるのとでは、それは生活ぶりは大きな差になってくる。差額10万円埋めようがない。ひょいとアルバイトでもして足りない分を埋めよとはいかない。

そうすると住むところから入る施設から趣味の生活ぶりからみんな変わる。20万円の世帯はなんとか暮らすだけである。30万円の世帯では20万円で暮らして10万円分遊びや趣味に使える。つまり自由に使えるお金は0と10万円というこれは大変な差である。そしてその差は挽回できない。そこで思う。こんはずじゃなかったとか、一生懸命働いてきてなんでだ? と。お上はなんとかしてくれないと遅ればせながら気づくことになる。

今日は休養日ということで一日家でゆっくりしていた。そのままどこにも出かけないつもりだったが、かみさんがアウトレットに行きたいというのでそれでお供することにした。運転手ではない。かみさんがボルボのハンドルを握る。どうせ自動運転なんで楽勝だ。自動運転はつまらないと言う人もいるが、そういう場合は自動でやらなきゃいいだけだが、自動はかなり上手いので感心するよ。クルーズコントロールは外車なんで時速200キロでも設定できるんだけど、それは極端にしてもけっこうなスピードに設定すると、これがいい感じで加速減速して右目の車線を疾走する。笑える。さてこのけっこうなスピードがどれくらいかと言うともちろん法定速度以下である。わたしは時速100キロ以上は絶対出さないからね。

夕食は自宅そばのイタリアンレストランへ、和風とイタリアンが混じった創作料理ということで写真はアナゴのチーズ焼き。わりと美味しい。色合いを見ると白ワインがいいかなって思ったが切り分けると、まさにアナゴ用の甘いたれでそれがチーズと組み合わさって赤ワインにあう料理だ。

そう言えばテレビの月収20万円の年金生活者は自炊でカレーなんかを冷凍にして食べ分けているそうだ。外食は一ヶ月に一度いくかいかないか、それも安いところとか言っていた。もちろん旅行なんていくわけはない。個人的にはさんざん遊んで旨いもんを食ってきてるし、最終的にはそんな生活をしたいという憧れがある。なんか楽しそうな気がする。毎日自炊。食材は伊勢丹で買ってね。こんなこと書いてると恨まれそうだな。わたしは子供の頃ひどい貧乏をしたけど今にして思えばどうということはなかったな。歳を食ってからひもじい思いをするほうがずっと辛いだろう。なにせ挽回のチャンスがないんだから。
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