マネーモンスター

2016年10月13日
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日々の雑感ーリタイアライフ
という映画を見た。自宅でITUNESだ。株のテレビ番組で煽られて大損した人間が生中継のスタジオに乗り込みキャスターを人質に立てこもるという映画だ。株価を操作する悪い連中がいるという話。割と緊迫感があっておもしろかったが、株で損をした人間に対しての共感が映画のベースにあって、つまりだ多くの映画視聴者が株で損をしているという前提だ。あるいは損するもんだと思っているか(それは正解だな)。 

ということで犯人は共感的に描かれているのだけどわたしはあまり共感できない。もちろん株価を操作したりする経営者にも共感できないが、こういう悪い連中は一定数いるという前提で投資を行うべきで、悪い連中の罠にはまって損したからと言って、そもそもそこでぬかりがあったわけだし、やらなきゃ損もないわけだ。株ってのは善良な一市民も手軽に参加できるけど参加した時点で自分は欲の皮の突っ張った守銭奴ですよ、て覚悟しないといけない。やるってのはそういうこと。それができないならやらないほうがいい。負けるから。

株に向かない人というのは世の中のほとんどの人だと思うけど、だからどういう人が向かないかって言うと、これはいろいろ言えるけど、世の中で案外言われていないのは、学歴とかそれから社会的地位とか肩書きとか、いわゆる権威、これをそれなりに重んじる気持ちのある人は負けやすいと思う。あの人はどこそこ会社の部長さんだとか、あるいはどこの大学を出ているから、、とかこれで人を判断しようという気持ちが少しでもあると株は負けるんじゃないかな? いわゆる権威に敬意を払う人だがほとんどそうだわな。

プロが言うことだから正しいだろうとか専門家の言うことだからそれなりの重みがあるだろうとか、仮にそのまま鵜呑みにしないまでも、なんらかの重みを感じると、その重みはバイアスとなってその人間の頭の中に棲みつく。新聞雑誌ネットテレビ、毎日のように権威は入ってくるのである。そのバイアスと逆のことを言う人間は自然と疑うようになる。他にそんなこと言っている人間はいないと。そういうことを繰り返して行くと仮に自分の頭で考えたつもりでも実はかなり傾いているってことになっていく。

マネーモンスターの犯人は結局そういう人だったわけだ。そういう犯人が最後どうなるかってのはそれは映画を見ればよいが、意外と思う人が多いかもしれないがわたしは予想の範囲だった。400円で家で見る映画だね。映画館に行く気はしない。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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