借金を返済している人間は投資家とは呼ばない

2016年09月02日
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家のこと不動産投資のこと
知人で家業をついでとかあるいは起業して社長をやっている人間は何人かいて羽振りがわりと良い。わたしより資産が多い人間もいるかもしれない。だが使いきれないものそれ以上あっても仕方ないのと、しょせん収入を得る方法が人間の仮の姿であると見極めた以上、辞めたくなれば辞められるほうが身軽で良い。

会社を持っていればあるいは自営業でも辞めるのはそれはそんな簡単なことではない。ぷいと明日辞めたとはいかない。特に起業でなく家業を継いだ人間など大変だ。割と簡単に(そう言うと怒るだろうが) 財を手に入れた代わりにそれを次に引き継がないといけないという責任も出てくる。代々の地主で本家なんてこれはその典型だ。

ではサラリーマンで偉くなった人間はどうだろうか? これも見渡すとそれほどの金持ちはいないな。だいたい辞めたら困ると言う人間がほとんどだ。サラリーマンで自分が辞めたらその後が心配だっていう人たくさんいるけど、あまり心配する必要はないというのが実際のところだろう。どうにでもなりますよ。いろいろ心配してあげることが良いとも限らないし。

サラリーマンを54歳で退職してそれで児童養護施設に3年半働いた。とてもよい経験で楽しかったが、こういう選択をできるという自由が良い。やってみたいことをぱっとやれる身軽さ。最悪なのは大してゆとりもないのに身軽でもないというケース。そういう人が大多数か? それは失礼しましただな。まあそれなりに楽しくおやりになれば良いということだと思う。

ある不動産のブログに良いローンと悪いローンという記事が載っていて、自分は住宅のローンを賃借人からの入金でまかなっているので良いローンだ。悪いローンは自分の労働で払うローンだと書いてある。これはちょっとかじった不動産投資家の間では常識みたいに言われていることだが、わたしに言わせればまあちと違う。まず賃借人がローンを払っていると考えるのは間違いである。払っているのは自分。賃借人はいつ出て行くかわからないし、賃借人が入るように努力するのも自分の責任だし、さらにいろいろ維持費を払いそしてローン金利を払う。その手間賃やリスクと家賃との差額をもらっているだけである。そもそも借金を返済している人間を投資家と呼ばないとわたしは思う。

次に自分で働いてローンを返すのを下に見ているがこれも間違い。なぜならローンを返済する原資として家賃より労働の方が安定しているからだ。実際働いてローンを払っている人間のほうが破綻してないと思いますよ。むしろ破綻しやすいのは家賃を充てにする人間。だいたいローンを善し悪しという時点でちと見当違いな気がする。良い貧乏と悪い貧乏があると言っているような響きだ。ローンはしょせん借金だからないのにこしたことはない。

では労働で払うローンなら良いかというとこれも勘違いしている人もそれはまた多い。ローンは搾取であるが同じく家賃も搾取であるから家賃よりローンのほうがましとは思えるが、わざわざそれを大きくする人間が多すぎる。家なんて中古の出物を買うべきだ。それでなるべくローン総額を抑える。そしてできるだけ早く返してしまう。庶民は絶対そうすべきだが、なんだか自分が立派な人間と勘違いしているのか新築を買って大きなローンを組む人間が実に多い。そんで長いこと縛られ続ける。

払えるものは買えるものだという大きな勘違いがある。払えても買ってはいけないものがある。それは自らを被搾取層におとしめる買い物。それは避けるべき。児童養護施設で高校生はバイトをして自分で携帯電話代を払う。月に一万円ほど。わたしはもったいないからもっと安いものを使えというと、払えるから大丈夫だと答える。それに高い方が使い勝手が良いと、自分の身の程を知らない。こういう考え方では一生搾取され続けるのだが、自分では払えるから良いと思っている。貧乏人ほどこのあたりが甘いのであるが、言ってもどうにもならないし、まあどうでもいいのだけどね。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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