暇ではあるが退屈ではない

2016年08月25日
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日々の雑感ーリタイアライフ
乗馬をしたりゴルフをしたりサイクリングをしたり汗を流す機会は多いのだが、仕事を辞めたら、以前のように暑くて堪らないという感じがしなくなった。暑いことは暑いのだが夏だからね、と笑っていられる。堪らないとはあまり思わない。

それから起きなきゃいけないとか寝なきゃいけないとかいう感覚もなくなった。実際ゴルフに行ったり旅行に行けば起きる時間はあるのだが、めざましなんてなくてもだいぶ前に勝手に起きる。もちろん眠れないということもない。8時間くらい続けて寝ていられる。

起きていて眠いという感覚もあまり感じる機会がない。眠たきゃ寝るのである。まあ言うなら運転中くらいかな。眠いと思うのは。

もう働かないのか? と友人から聞かれる。わたしの同年輩の知り合いでもう遊んで暮しているという人間はいない。働くのが当たり前というのが普通の感覚だろう。わたしの場合、もう何十年も前からだけど働くという感覚が他人とズレている。機械じゃないのである。まあ他人からみれば、扱い難い機械。勝手に暴走して制御できない。ただ一応金は得るのでその意味で働いていたとは言える。

児童養護施設での仕事などこれはある意味趣味とか酔狂でやっていたことだがなんらかの形で金を得ることを付随した何かをするというのは案外悪い気分じゃなくて、だからいわゆる世の中で言うところの働いても良いという気持ちはいまでも十分ある。ただ先のことはわからない。

失業者にとって何が一番つらいのだろうか? これはいろいろ言えるようだが、どうやらつまるところ金のようである。金がないから辛いのである=らしい。ネットで検索するとそう出てくる。金がないは将来の不安にも繋がる。しばらくのんびりと言いながら遊びたおす気にもならないしだいたい遊んで暮らすだけの金がないと、暇だけあってもそれはおもしろくないだろう。逆に金に余裕があって将来にも不安もないのなら、まさにリゾートライフ。

遊び相手というのも大切である。ゴルフ仲間とか趣味の友人は大切だが、わたしの場合は素晴らしい遊び相手に恵まれた。かみさんと一緒にいれば飽きることはない。乗馬、サイクリング、スキー、ゴルフ、山歩き、温泉めぐり、旅行、かみさんはわたしと同じくらいよく遊ぶ。ふたりで遊ぶと金が倍かかるが、それがなんともなければこんな楽しいことはない。

かみさんは県内随一の名門校出身で同窓会の集まりも多いが、友達と比べても相当優雅なほうみたいだ。ちなみに同窓生は奥様系とキャリア系とに分かれるそうだ。奥様は旦那が一流企業で子供が一流大学で、、というパターンが多いが、やはりいろいろ気ぜわしいようだ。わたしのかみさんのほうがずっと優雅に決まっている。キャリア系は自分で稼ぐのでバリバリだがなにせ忙しい。かみさんは忙しくもなく気ぜわしくもない。

今日は早起きした。これからおでかけである。それで時間がまだあるのでここまで書いた。ブログもけっこうな暇つぶしである。

わりと1日はすぐに終わる。暇ではあるが退屈ではない。
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