新築と中古

2016年07月26日
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マネーと生活
不動産投資の話ではなくて自分で住むとしての話だけど、まずマンションを買うなら庶民は中古がオススメだとわたしは思う。いくつか理由はある。

1、借金して買うものということを忘れてはいけない
大きな借金をして買うのである。綺麗な新築に引かれるのはわかるが庶民としてはそれは30年とかの大きな借金を背負う重みを考えないといけない。自己資金がいくらかあって、仮に3千万円のローンを組むと35年ローンで実際は6000万円も支払う。それが1500万円のローンで済めばたぶん35年もいらないので2500万円くらいで済む。生涯でこの差は大きく生活にのしかかってくる。ローンの返済額を聞いてこれなら払えると思うかもしれないが実際総額いくら払う買い物なのか?よく考えるべき。

2、中古でも生活の質は変わらない
中古のマンションだってもともと新築で売り出したものである。住んでいる人のほとんどは新築で買っているのだ(もし新築の時の人が退去して住んでいないなら買うべきじゃない)それと中古であればすでに建って年月が経っているので予期せぬ問題が今後明らかになる心配もない。安心して買える。どうせなら知られたデベロッパーのマンションを買ったほうがいい。中古マンションは仕様が良くても値段にさほど反映されない。そしてリフォームすれば中は新築のように綺麗にできるのがマンションの良いところ。

3、将来の生活の自由度
マンションは当たり前だが新築の時から値下がりしていく。最後は土地の持分に向かって下がっていくが最初の15年くらいで大幅に値下がりしてその後値下がりカーブは緩やかになる。中古マンションであれば仮に転売したいとか思ってもさほど値段が落ちていないのでうまくすれば似たような値段で売れる。新築だと売っても借金しか残らないということで売るに売れないという状況になりやすい。

ざっと思いつくだけでこんなところだ。庶民は中古マンションを買えば良いと思う。借金で買うという時点ではっきり言って新築は身分不相応だろう。

これが戸建てになってくると話は違ってくる。なぜかと言うと建物の償却年数が違う。築20年の戸建ては、かなり使い込んだ様子でけっこう古い。リフォームも金がかかる。これからどれだけ使えるかも疑問。かと言って新しければけっこう高いし、それにマンションと違って自分で使いやすい間取りとか設計の家に出会うのは難しい。
結局土地を買うんだいう視点を忘れてはいけない。土地だけで価値があるかどうかよく考えるべき。ということで戸建であれば新築はうなづける面が多いが、ただ田舎ならいざ知らず都市圏で何もないところから戸建てを買うという時点でかなり贅沢である。やはり借金して買うの出ればその重みをよく考えるべきであろう。

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