スリなどの被害に遭わないために
2016年06月16日
イタリア語とかドイツ語とかいまさら勉強する気はない。ほとんど英語でなんとかなる。もちろん通じない相手もいるがそういう時に役立つのが翻訳アプリ。ネット接続さえあれば瞬時に訳してくれる。それでどんな通訳アプリが良いか? 検索するとたくさん出てくるが、ほとんどはまず無料アプリでお試しをして、よければ有料にアップデートしてくれという段取りである。それでどれがいいかだが、これはいろいろ試してみないとわからないだろうが、まずはということで、一番高いものを入れてみた。1200円である。ほかには120円とか400円とか480円とか、720円とかいうのもあったがわたしが選んだのが一番高いもの。よく判らないけど画面の雰囲気でしっかりと作っていると思えた。
大した金でないわけで、わからなければ一番高いものを買っておくのが良いかなというわけだが、こういう考え方ははわたしは昔はしなかった。なんでもとことん調べるという気性だったが、最近はそのパワーを出すところを絞って他は鷹揚にすますことが増えてきている。もちろん不動産とか車とかは高いのを買っておけば間違い無いとは思わない。旅行に行くにしてもホテル選びとかはこれはちゃんと調べるが、なんでもかんでもはかったるい。多少落ち着いてきたということかな?
1200円の買ったらApple Watchアプリもついてきた。これで日本語を押してしゃべればドイツ語になる。もちろん逆も。動きはまだなめらかではないが将来的には違和感なく使えるようにきっとなるんだろうね。最近は同時通訳アプリというのも出てきている。ヘッドセットをつけていれば相手の言うことがそのまま翻訳されて聞こえてくる(逆も)なんてことにそんな遠くない将来きっとなるんだろう。
海外に行ってスリとか泥棒の被害に遭うというケースは当然想定されるけど、わたしは今まで数多くの渡航歴でトラブルにあったことは無い。かなり注意深いほうだと思う。会社の同僚でもヨーロッパで何人か被害にあっている。いわちゃんはアムステルダムでジプシーに囲まれて財布を盗られたし、わたしが仲人を務めたせいくんは同じく駅で両替詐欺にあった。
被害にあわないコツというのはわたしなりにある。一般の旅行者がするような注意点以外にあえて言うなら、なんとなく危ない雰囲気を漂わすことだ。あいつ素性がしれないなって思わせればまず狙われない。スリだって危ない人間は面倒で相手にしたくない。カモは他にいくらでもいるのだ。海外でよく一人で歩いたけど暗い色のあちこちポケットのないコートを着てそれで前のボタンを全部閉めてそれで両手をポケットに入れてサングラスをして歩く。そうするとまず声もかけられない。てぶらで何も盗りようもないし、ポケットから何が出てくるかわからないでしょ。
大切にバッグを前に抱えろとか言うけど、それは守りの姿勢でそこに大切なものがありますって宣言してるようなもんだから、やはり狙われるときは狙われる。持たないのが一番。娘とヨーロッパに行くときはわたしは基本てぶらで歩く。新聞とか持つかな?信頼できるホテルだから貴重品はセーフボックスに入れて、クレジットカード一枚と金はすこしを裸で持ち歩く。どこにあるかわからないようにしてね。娘はもちろん財布も何も持たさないけど、小物入れのバッグを持つなら明らかに金目のものが入ってないとわかるようなバッグにする。透けて中が見えるとかね。そうすればまず狙われることはないだろう。
ホテルはローマのど真ん中にとった。買い物して買ったらすぐにホテルに置きに帰れる。空港からホテル往復はホテルの手配したハイヤーを使うかレンタカーだ。つまり荷物を持っているところは狙われにくくする。あとは身軽に移動、観光でバスとかもたぶん乗るけど上のようなかっこうで乗れば盗られることはまずないだろう。よく気を張って周りを注意して、なんて言うけど、あんまり気を張ってても疲れちゃう。対策をきちんとしてあとは普通にしてるといいかな。やはり旅はたのしまなきゃ。
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